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佐川町立図書館さくと 、 はじまります。

2024年4月より高知県の佐川町立図書館に地域プロジェクトマネージャーとして就任した、大道 剛(おおみち ごう)と申します。新しく建て替えられる佐川町立図書館は学び合いの拠点「さくと」として2024年12月開館を目指しており、施設の重要なコンセプトである「学び合い」の場をどうつくるかみなさんと一緒に考えていくことが僕のミッションです。
「さくと」が、図書館としての基本機能である本の貸し借りに加え、新しいことと出会い、みんなで未来をつくっていくための空間になったらと思っています。

佐川町立図書館『さくと』イメージ

この note では、新しい図書館が建てられていく様子やこれまでの取り組みなどをみなさんにお届けしていきます。まずは現在の図書館づくりの進捗がどうなっているかを皆さんにレポートしたいと思います。

現在も着々と建設が進んでいます。工事中の建物の前を通るたびにチラリと覗き見していますが、毎度見るたびに変化しています。安全第一!(上記のイメージ画像とほぼ同じ角度からの写真)

旧図書館の解体は2023年の夏に始まりました。旧図書館にはみなさんも様々な思い出があるのではないでしょうか。僕も短い間でしたがお世話になっていたので、図書館として建てられたわけではない建物の、あの重い扉や、どこか寂しげな建物の中で感じることのできる図書館職員さんの工夫や利用者さんの思いやりがつまった空間が消えてしまうのが、なんだか名残惜しかったです。

地域おこし協力隊時代には、旧図書館に読書基地を制作して設置させていただきました。(2020年)
本や本棚が搬出された後の様子。もう今はない空間へのノスタルジー。(2023年2月頃)

建物の解体が終わったのが秋頃。そこから基礎工事などを経て建物のかたちが見えてきたのは屋根が立ち上った2024年3月ごろでしょうか。そこからあっという間に部屋の区分けなどが見えてきて、空間の広さなどを体感できるようになってきました。天井の高さからも立派な建築物なのがよく分かります。

木造新築のいい香りがする。
中央の柱(通称:大黒柱)が特徴的!

これらをつくるための建築設計チームや現場の大工さんたちのこだわりと工夫(そして苦労!)が随所につまっています。いつかインタビューしてみなさんにレポートをお届けします。

設計や建築だけでなく、新しい図書館をつくるまでの経緯やそれ以前の佐川町図書館の歴史、そこにはさまざまなストーリーがあり、そしてこれからこの図書館でどんな新しい物語が生まれるのか。僕もみなさんと一緒に、学び考え楽しみながら未来をつくっていけたらと思います。今年の年末には新しい図書館でみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。

佐川町立図書館 さくと、はじまります。

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