START U-18 ワークショップレポート
こんにちは。START U-18 後半プログラム担当です!
START U-18 後半プログラムも終盤に差し掛かって来ました!
改めて後半プログラムで行った第2回ワークショップの様子をご紹介していきたいと思います!
START U-18の興味あったけど日程が合わなかった方や起業について知りたい学生さんに向けて、ワークショップの内容や参加者の声などをまとめているのでぜひご覧ください!
ワークショップ2「起業のアイデアブラッシュアップ」
第1回のワークショップでは参加者の日常で感じていることからビジネスアイデアの種になりそうなテーマを深掘りしつつ、ビジネスアイデアを考えていきましたが、「こんなテーマに関心があるんだけど、このアイデアはビジネスにはならなさそうだなー」などいう参加者の声も多く頂いていました。
自分が解決したいテーマである一方、1回だけのワークショップを通して、ビジネスアイデアに自信を持てる人はなかなかいないですよね。
そこで、第2回目のワークショップではビジネスモデルキャンバスを利用して、参加者が考えているビジネスは、どの人のどの課題をどのように解決することでどのようにお金を頂くビジネスなのかを、考えていくワークを行いました。
そんなビジネスキャンバスを埋める過程で、それぞれの参加者のビジネスアイデアに合わせた助言の一部がコチラです。
「キャンバスの項目にある“提供価値”とはサービス内容そのものではなく、サービス内容が顧客にどんな価値があるか」
これはキャンバスに提供価値の部分についての言及です。例えば、ドトールコーヒーとスターバックスコーヒーの提供価値をサービス内容にすると「コーヒーを飲めること」という共通のものになってしまいますが、「顧客にどんな価値があるか」を深掘りしていくと、それぞれ違った提供価値を持っていることが分かります。それが、そのサービスならではの提供価値になるということです。
「ソーシャルビジネスなどの場合、収益の部分は寄付や協賛などの考え方もできるし、サービスを受けるターゲットとお金を払う顧客をわけて考えることもできる」
これは社会課題解決をするアイデアを考えているが、ターゲットがお金を頂く顧客になりえないと悩んでいる学生に助言したものです。自分がターゲットにしている層にサービスを提供することを通して得をする誰かを見つけるというのは難しいことですが、実際にバイトの求人もサービスを受ける求職者とお金を払う人材不足の企業がいて成り立っています。
このようなメンターの助言を通して、参加者した学生も「この項目について詳しく聞きたい!」「自分のアイデアの場合だとどう書けばいいんだろう?」など、積極的な質問も多く飛び交い、開催後も学生からは「知らないことがたくさんだったが、自分のビジネスアイデアの課題が解消されて良かった」「このメンターの方ともう一度お話したい!」「他の参加者のビジネスモデルキャンバスを聞いて意見交換したい」など感想を頂きました。
上はビジネスモデルキャンバスの例です。
最後に
ここまで第2回ワークショップの内容について解説しました。このプログラムでは実際に「やりたいを、形に」していくために起業についての知識や体験を得られるように運営しています。この記事も、START U-18の興味あったけど日程が合わなかった方や起業について知りたい方の少しでも参考になれば幸いです。
次回は第3回ワークショップの内容や参加者の様子を紹介していきます。「アイデアあるんだけど、実際何からやればいいの?」という方は是非、次回の記事でまたお会いしましょう!