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植物と香りのネセセールvol.2〜ニコラス・カルペパーの窓|参加者紹介

メインヴィジュアル
CANDLE STUDIO MAGIERA
《Violet Monument》《ARCANE XVII(部分)》 2024

本展参加アーティスト、エッセイ執筆者、
連動フェア店舗のご紹介です。



|衣服2型(1型2色・1型3色)|

&Robe
占星術師のリーディングコート
(2024年・新作)

&Robe|デザイナー クチュリエール →HP
アパレルMD・デザイナーを経て独立。小さな服飾アトリエをひらいて20年あまりが経ちました。リネン素材に魅了され「&Robe」は、'09年雪の美しい森でスタート。纏うひとに寄り添い物語や情景のうかぶ服づくりでありたいと思います。

|植物標本画3点・植物画(ミニ額)5点|

金田アツ子|金星の支配
(2024年・新作)

金田アツ子|画家 →X
絵を描いて、個展やグループ展などで時々発表しています。静かな喫茶店とピアノの音が好きです。

|掌篇3篇(巻物)|
(コラボコフレ『星座写字室〜風のエレメント』収録)
|『星座写字室』メイキング・エッセイ|
|作品エッセイ(3篇)|

川野芽生
風の星座の物語
コラボ・コフレ『星座写字室〜風のエレメント』収録
(2024年・新作)

川野芽生|小説家・歌人・文学研究者 →Linktree 
1991年神奈川県生まれ。2018年に連作「Lilith」で第29回歌壇賞、21年に歌集『Lilith』で第65回現代歌人協会賞受賞。24年に第170回芥川賞候補作『Blue』を刊行。他の著書に、短篇小説集『無垢なる花たちのためのユートピア』、掌篇小説集『月面文字翻刻一例』、長篇小説『奇病庭園』、エッセイ集『かわいいピンクの竜になる』、評論集『幻象録』、歌集『人形歌集 羽あるいは骨』『人形歌集II 骨ならびにボネ』がある。2024年7月、第二歌集『星の嵌め殺し』刊行。

|キャンドル6種(各複数点)|

CANDLE STUDIO MAGIERA
Violet Monument
2024年(新作)

CANDLE STUDIO MAGIERA|キャンドルブランド →HP
ニュージーランドにあるハンドメイドキャンドルショップにて修業後立ち上げられたブランドCANDLE STUDIO MAGIERA(マギエラ)は、火を灯さずともインテリアの一部、装飾品としても楽しめるキャンドル作りを目指しています。また、キャンドルだけでなく蝋を素材としたオブジェなどの作品制作にも取り組んでいます。

|油彩6点|

くるはらきみ|My Dearest
2024年(新作)

くるはらきみ|画家・人形作家 →X
東京生れ。幼い頃より自然のある場所に憧れる。大学では油彩を専攻しながら独学で人形制作を始める。2000年に長野県に移住。季節の移り変わりを身近に感じながら制作活動をしています。くるはらきみ & 影山多栄子二人展《夏の夜》(2019年・霧とリボン)ほか、個展、グループ展多数。

|薔薇インク(限定数)・ボタニカル・エッグ6点|

合田ノブヨ
Gift from the Roses / 薔薇の贈りもの
(2024年・新作)

合田ノブヨ|コラージュ作家 →X
高校在学中、TVドラマの仕事で訪れたロンドンで、ヴィクトリア時代のクロモスに魅了されコラージュを制作。1992年作品を発表。以降ギャラリーや新宿伊勢丹等デパートでの展覧会、本の装画や雑誌、新聞の挿画等の仕事をしている。15年間活動を休止していたが、2017年より再開。画集は3冊出版されている。

|小箱8点|

KANESEI
小箱シリーズ
(2024年・新作)

古典技法 KANESEI|古典技法額縁制作・修復・小箱制作室 HP
イタリア・フィレンツェで額縁制作と修復を学ぶ。中世ヨーロッパより伝わる古典技法をベースに、フル・オーダーメイドの額縁、純金箔やオーナメントなどで装飾した小箱を制作。 
横浜の古典技法アトリエ「Atelier LAPIS」にて額縁制作と卵黄テンペラ画模写の指導も行っている。 

|ハーブティ 1種(限定数)|
|ブレンドノート 1篇|
(コラボ・コフレ『ラーヘンデル薬草香譜〜Lの巻』収録)

Shirakaba lab|アーティスト・ハーバリスト →HP
北海道の白樺という場所でハーブの香りも味わいも佇まいも大切に、ハーブティーやブーケガルニを制作しています。
使用しているハーブはすべて国産、農薬・化学肥料不使用です。ブレンドを通じて、ハーブたちの魅力や季節のうつろいを表現しています。

|旅行記1篇|
(コラボ・コフレ『ラーヘンデル薬草香譜〜Lの巻』収録)
|『ラーヘンデル薬草香譜』メイキング・エッセイ|
|作品エッセイ3篇|

高田怜央
旅行記
コラボ・コフレ『ラーヘンデル薬草香譜〜Lの巻』収録
(2024年・新作)

高田怜央|詩人・翻訳者 →Linktree
英国スコットランド育ち、上智大学文学部哲学科卒。バイリンガル詩作および日英双方向の翻訳を行う。詩集に『SAPERE ROMANTIKA』、写真家・遠藤祐輔との共著『KYOTO REMAINS』、作家・川野芽生とのZINE『黎明通信』など。翻訳にヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』、CHANEL 2023/24 Cruise Collection『TOMORROW ELECTRIC』、田口犬男「エミリー・ディキンスンからの電話」(MONKEY 英語版 Vol.5)など。2024年11月、第二詩集『ANAMNESIAC』刊行。

|絵画2点・カード原画11点・オーナメント1点|
|カードセット1種(複数点)|
|ステーショナリー1種(複数点)|

tegamiya|グリーンマン Green Man
(2023年)

tegamiya|美術作家 →HP
手仕事が生み出す温かみを大切に、物語をそっと閉じ込めたような絵や言葉のある作品、紙雑貨を制作しています。
近年は占星術にまつわる作品制作や、個人セッション「星の談話室」を開催しています。

|磁器作品1種(複数点)|
|コラボ磁器作品2種(限定数)|

藤本綾子 × Du Vert au Violet
占星術師の薬草壺
(2024年・新作)

藤本綾子|陶芸家  →HP
透光性の土を使った白を基調とした作品を制作。型は使わず全て轆轤で作る一点物になります。[作品展]年2回[受賞]2017年「第25回テーブルウェア大賞」オリジナルデザイン部門優秀賞。

|ジュエリー8種(各複数点)|

marship
デンドリティック・シリーズ
(2024年・新作)

marship(マーシップ)|ジュエリー&アクセサリーブランド →HP
動物たちの美しい仕草や植物の生態の奥深さなどに魅せられ、そのディティールをジュエリーにスケッチをするように落とし込み、ひとつひとつ手作業で制作しております。
アンティークジュエリーに用いられている技法やデザイン要素などを取り入れ、100年後も身に着けていただけるような、永くお楽しみいただけるジュエリーを目指しています。

|イラスト2点|

松下さちこ|星と地球の共鳴
2024年(新作)

松下さちこ|イラストレーター →Instagram
第187回ザ・チョイス入選(皆川明氏選)。主な仕事に百貨店クリスマスビジュアル、アパレル、音楽関連、パッケージ、挿絵~装画等。様々な技法で描くイラストレーションと手描き文字で活動する。

|イラスト3点|
|シガレットカード|
(コラボコフレ『星座写字室〜風のエレメント』収録)
|シガレットカード単品セット(複数点)|

ruff|GEMINI
2024年(新作)

ruff|イラストレーター →X
鉛筆や絵具、箔押しなどのアナログとデジタルを組み合わせ、モードとアンティーク、仄暗い雰囲気の世界や住人を描く。

|プライヴェート・ポプリ(限定数)|
(コラボコフレ『星座写字室〜風のエレメント』収録)
|プライヴェート・ポプリ(限定数)|
|調香ノート 1篇|
(コラボ・コフレ『ラーヘンデル薬草香譜〜Lの巻』収録)
|藤本綾子制作コラボ磁器2種(限定数)|

Du Vert au Violet
プライヴェート・ポプリ
コラボ・コフレ『ラーヘンデル薬草香譜〜Lの巻』収録
(2024年・新作)

Du Vert au Violet|プライヴェート・ポプリブランド →Tumblr 
室内香ではない新しいスタイルのポプリ——読書するように一対一で香りと対話する「プライヴェート・ポプリ」を提案しています。霧とリボン運営、2021年設立。文学・アート・ポプリを詰め合わせたコフレはじめ、ポプリまわりのオリジナル・アイテムを気鋭のアーティストとコラボレーションしながら発表しています。

|作品エッセイ3篇|

エッセイ担当アーティスト
CANDLE STUDIO MAGIERA作
ARCANE XVII

維月楓|詩人・映像作家 →X
幼少期より言葉が織りなす世界に魅了され、現在は詩と映像作品の制作を行う。古今東西の女性・クィアの作品を読み解くことを通して、新たな生の軌跡を思想している。霧とリボンでは、エミリー・ディキンソン、ヴァージニア・ウルフの翻訳、詩作品「Tropica Utopia」「直線の鏡」などを手掛ける。

|巻頭エッセイ1篇|
|作品エッセイ3篇|

ニコラス・カルペパーの肖像画
巻頭エッセイ掲載

熊谷めぐみ|ヴィクトリア朝文学研究者 →Blog
子供の頃『名探偵コナン』からシャーロック・ホームズにたどり着き、大学でチャールズ・ディケンズの『互いの友』と運命の出会い。ヴィクトリア朝文学を中心としたイギリス文学の面白さに魅了される。会社員を経て大学院へ進み、現在はディケンズを研究する傍ら、その魅力を伝えるべく布教活動に励む。モーヴ街5番地、チャールズ・ディケンズ&ヴィクトリア朝文化研究室「サティス荘」の管理人の一人。
X|@lond_me

|作品エッセイ1篇|

エッセイ担当アーティスト
tegamiya作
夜を灯す(詩画集『水色の月』より11月の絵)
(2018年)

高柳カヨ子|精神科医・元法医学教室助手・少女批評家 note 
東京上野で生まれ育ち、東京理科大学理工学部応用生物科学科・信州大学医学部医学科卒業。法医学教室でDNA鑑定を専門とした後、精神科の臨床に進む。Bunkamuraギャラリー「新世紀少女宣言」キュレーション/『夜想ーゴス特集』インタビュー/『夜想ー少女特集』評論/『S-Fマガジンー伊藤計劃特集』アーバンギャルド論/パラボリカ・ビス「アーバンギャルド10周年記念展」キュレーション/gallery hydrangea 「『少女観音』〜12人のアーティストが描く篠たまきの幽玄世界」キュレーション。
あらゆる時代と時間を超えた少女たちに捧げる少女論「少女主義宣言」をnoteにて連載中。霧とリボン運営の会員制社交クラブ《菫色連盟》にてトークサロン「少女の聖域」を主宰、「少女性」をテーマに展覧会《少女の聖域》を定期開催している。 

|作品エッセイ3篇|

エッセイ担当アーティスト
くるはらきみ作
メランコリーシスル
2024年(新作)

森 大那|作家・『彗星ブッククラブ』主宰 →Lit.Link 
1993年東京生まれ。早稲田大学卒業後、2016年より文芸誌『新奇蹟』にて小説・詩・批評を発表。2018年よりWebサイト『彗星読書倶楽部』を開設し、読書会を主催する。2021年より、文学作品を解説するYouTubeチャンネル『彗星読書倶楽部』開設。2023年6月、作品集『深い瞳を鋭くして』刊行。同年11月より、【オールインワンの読書体験】を提供するオンライン書店『彗星ブッククラブ』を開設。

『占星医術とハーブ学の世界 (新装版)』(原書房)
『カルペパー ハーブ事典』(パンローリング)
『イギリス王立植物園キューガーデン版 世界薬用植物図鑑』(原書房)
ほか関連書物

植物の本屋 草舟あんとす号(小平)

植物の本屋 草舟あんとす号|書店 →X
植物にまつわる本をあつめた小さな専門書店です。(新刊本中心) 園芸、畑、料理、工芸、生態、図鑑、植物療法、物語、絵本、文化史、神話や伝説、植物図譜のポストカードや植物のタネ、お茶やリトルプレスなどさまざまな切り口で植物にまつわる本を扱っています。



 10月13日(日)よりいよいよ開幕。
 秋の一日、皆様それぞれのオンラインの「窓」から本展を眺め、草舟あんとす号さまのオフラインの扉を開けて、植物と占星術がクロスする豊かな世界をご堪能頂けましたら幸いです。

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