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こころ旅のピンチランナーについて

1.こころ旅とは

こころ旅はNHKを見ている人なら、なじみのある番組である。
もう、10年以上は放送しているはずだ。
旅人の火野正平さんは、あの有名な寅さんとか大河ドラマとかに出ていた俳優で、この番組を見る前のイメージとしては、女性好き、好色家、エッチな人だったのだが、こころ旅の正平さん(あえて、正平ちゃんと呼ばせていただく)は、少年の心を持つ、愛嬌たっぷりのやさしい人である。

その正平ちゃんが、愛機「チャリオくん」と一緒に、全国の人からいただいた 手紙にしたためた思い出の風景を探して、自転車で旅をする番組である。

2.番組の進行

旅は、正平ちゃんが番組の冒頭で、手紙を読み上げて、目的の場所を地図で確認し、自転車で出発するところからはじまる。
途中でお昼休憩が入る。お昼は、スタッフの方たちが良さげなお店をあらかじめ目星をつけているが、実際に撮影して良いかは、その場で正平ちゃんが確認している。
そして、また、結構すごい量のランチを正平ちゃんが平らげる。

ここで、朝の番組は一旦終わり。この時間帯は「朝版」といって、まだ 目的地までは行かない。 夕方に「とうちゃこ版」という番組がはじまり、そこで目的地に到着する。 2部構成なのだ。
目的地についたら、正平ちゃんは再度手紙を読む。そして、手紙を送ってくれた人の 思い出の風景をかみしめるのである。

3.この番組の好きなところ

私がこの番組が好きなのは、とてもすてきな日本の風景が見られるからである。
そして、正平ちゃんの軽妙な語り、正平ちゃんが自転車で走っているのに
トカゲやカエルを見つけたり、新幹線がとおったら「しんかんせーん」と掛け声をかけたり、きつい上り坂を登り切って、下り坂になったら「人生下り坂最高ー」と叫んだり。
数々の名場面が目に浮かぶ、正平ちゃんが自転車がきついのに、一所懸命こいで目的地に行く姿に心打たれる。

4.正平ちゃんが立ち寄ったところに行けた!

いつだったか、東北に旅行に行ったときに、たまたま通り道に正平ちゃんが立ち寄ったお店があったので、お昼に行くことができた。
お店には、正平ちゃんたちが残したパネルのようなものが置いてあり、本当に来た痕跡が残っていた。番組のファンなので、とてもうれしかった。
ちょうど夏の甲子園の予選の頃で、東北勢同士が戦っていたのを地元の人たちと一緒に両方のチームを応援したのを憶えている。

5.腰痛、心配

その正平ちゃんが、2024年春の旅を腰痛が理由で中断した。
2024年秋の旅は、復帰して放送されるのかと楽しみにしていたが、
まだ治りきらなかったようで、とうとうピンチランナーが出ることになった。
正平ちゃんの腰痛は、以前からのもので、番組の中でもときどき腰痛の
話が出ていたと思う。
しかし、それにしても心配である。早く復帰してほしいが、無理をしてほしくない。
とにかく祈るばかりである。

6.ピンチランナーとは

ピンチランナーは野球で、ヒットやフォアボールで塁に出たバッターに代わって、普通は足の速い選手がランナーとして変わりに塁に立つことができる、そうゆうルールである。
正平ちゃんの場合は、腰痛で出られないので、代わりの人が自転車チャリオくんで旅をすることになる。
ピンチランナーは何人か出られると予告されていて、最初のピンチランナーは柄本明さんである。この人は有名な俳優で、かつ息子さんも俳優であり、息子さんの一人は今の大河ドラマにも出演されている。
柄本明さんは、年齢的には正平ちゃんとあまり変わらないのではないだろうか。
正平ちゃんもそうだが、自転車が得意、という感じでもない。
まあでも役者なので、体力はありそう、人間味という点でも柄本さんなら
申し分ない。放送が楽しみだ。

7.ほかにどんな人が出てくるか

ここからは私の勝手な予想である。
最初の候補は、顔が似ているので息子と噂までされた濱田岳さんである。
おそらく他人なのに、めちゃめちゃ似ている上に、まだ30代と若い。
将来、正平ちゃんを息子が継ぐみたいになったらちょっと面白いなあなどと思っている。
次の候補は、高良健吾さん。以前、何かの番組?で自転車に乗っている姿勢がとてもよかった。
その丁寧な走り方から、自転車好きなのは間違いない。こちらもまだ30代、若い。
そして、3人目は、満島真之介さん、何でも、俳優になる前は自転車で旅をしていたこともあったとか。今でもきっと自転車好きですよね。こちらもまだ30代。
3人とも若い人を選んだのは、もし万が一、こころ旅を引き継ぐことになったら、長く続けてほしいから。でも、これは私の妄想です。

8.まとめ

こころ旅の正式な番組名は「にっぽん縦断 こころ旅」である。
来年の春には、正平ちゃんが自転車で走る姿が見たい。
でも、くれぐれも無理しないでください。
とにかく自転車が乗れるぐらいに治ることを祈っています。
どうぞお大事に。


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