私たちは、"地球人"です
Source:20年くらい前に国連職員さんが言っていた言葉
Picture:うちのリビングの世界地図
世界地図だいすき、大志を抱く中年です!(👉自己紹介)
「あなたは何人ですか?」と聞かれたら、自分は「日本人です」と答える。
「私たちは、"地球人"です」の意味
20年くらい前、大学4年の最後の春休みに、金はこれから稼げるけど時間があるのはいまだけだと思った自分は、銀行から50万円(内定者ローン)を借りて、1ヶ月間アメリカ横断一人旅に行った。自分の人生で初めての海外旅行だった。
西海岸ロサンゼルスに着く出国便のチケットと、1ヶ月後に東海岸ニューヨークから発つ帰国便のチケットを持って、旅路に出た。
決まってるのは最終地点のニューヨークだけ。
グレイハウンド(アメリカの格安長距離バス)の期間乗り放題チケットを現地で買い、ユースホステル(当時1泊20ドルとか)やそこらで出会った人と話をして、途中行く都市は動きながら決めていった。
1ヶ月間で、アメリカを西海岸から東海岸まで横断した。
(ロサンゼルス→サンフランシスコ→ラスベガス→フラッグスタッフ(グランドキャニオン)→デンバー→カンザスシティ→シカゴ→バッファロー(ナイアガラ)→ボストン→ワシントン→フィラデルフィア→ニューヨーク)
その最終地点ニューヨークで、国連に行った。運よく日本語対応職員さんのツアーに参加できた。
そのときに職員さんが話してくれたのが、国連職員の人達は、"日本人"や"アメリカ人"のように国籍で自分を語らない。
「私たちは、"地球人"です。」と。
地球規模の課題に、地球規模で協力してよりよい未来を作ることが国連職員の仕事。だから国籍で語るのではなく、"地球人"である、と。
"地球人"であることを常に意識できるように
初めての海外を見て回った自分にとって衝撃で。日本では「日本人です」なんて言う場面はない。けど、アメリカのユースホステルにはいろんな国籍の若者がいて、だいたい最初の一言は「Hi! Where are you from?」。
「自分は日本人である」と海外の人たちとの会話を通じて初めて認識した自分が、そのアメリカの地で、国籍ではなく"地球人"として自認し働く人たちがいることを知った。圧倒的に見ている世界の広さの違いを感じた。
帰国してから思ったことの1つが、自分が地球人であることを常に意識できるように、大きな世界地図を家に飾りたい、ということだった。就職してからずっとそういう世界地図がないか探してた。
こちらの記事で4年前に作ったやりたいことリスト100個の振り返りをした。
そのうち68番がそれだった。達成時点でアメリカから帰国後10数年やりたいこととして胸に秘めていたもの。
実現できたのは、数年前にmakuakeを見ていたら、Enjoy the woodという会社から、壁に貼る木の世界地図がクラウドファンディングとして出されているのを見つけたから。
これだ!と思って速攻申し込んだ。横幅2mのおおきな地図。やりたいことの1つが叶った瞬間だった。
同じ星に住む"地球人"として世界に関心を持つ
この世界地図がいまのうちのリビングの主役。
自分と妻、子どもたちとそれぞれ行った国に色違いの星マークを貼ってる。
ここの国に行ってみたいねーとか話してる。
子どもたちとは、テレビで海外のニュースが流れたりしたら、都度、世界地図を使って話をしている。
コロナウイルスは中国のここ武漢での感染から始まった。1ヶ月後には人を介してここまで広がったんだよ。
大谷翔平はアメリカのここにあるロサンゼルスのチームで活躍してるんだよ。
ウクライナはここで、ロシアはここ。ここから戦争が始まったんだよ。
バスケ日本代表と沖縄で戦ってるカーブベルデの選手たちは、アフリカのここらへんにある島から来てくれてるんだね。めちゃとおいね。飛行機でどうやってきたんだろう?
などなど。
20年くらい経つが、あの国連職員さんは今何をしているのだろう。その後20年忘れないような、自分にとってすごく衝撃的な話を聞かせてくれてありがとうございました。あの時の話を胸に僕は生きてます。って伝えたいな。
(おまけ)Enjoythewoodと同じ?商品がamazonでも取り扱いあった。
リビングがオシャレになるのでよろしければどうぞ!(値は張ります)
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