国際男女格差指数は男女平等に貧しくても高くなる。
世界経済フォーラムの算出する国際男女格差指数(Global Gender Gap Index)、いくつかの指標の男女対称さを扱う指標であって、合計値の指標ではないみたいです。極論すれば、Enrolment in tertiary educationは男女平等に高等教育の機会が皆無でも高値となります。他の項目も男女平等に貧しくても高値になります。
指標の作成側としては男女平等な貧しさも織り込み済みですが、ニュースやコメントを読んでいるとその制約が抜け落ちている気がします。指標を活用する側になるなら、その前提を理解した方が良いのではないかと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?