宣伝のための批判を「宣伝的批判」と呼びたい

批判と見せかけた宣伝。日本では無名な国際組織による有名な国内組織の批判を報じた記事を読んでそんな言葉が思い浮かびました。相手を批判して記事になる。なんなら炎上してくれれば複数のメディアが飛びついて自分たちの名前を勝手に広めてくれる。ここではそんな意図を持った批判を「宣伝的批判」と呼びたいと思います。

炎上を利用した宣伝には炎上マーケティングがあります。こちらは自身が炎上するそうですが、「宣伝的批評」が相手を炎上させるマーケティングと考えれば「代理炎上マーケティング」と呼べるかもしれません。直接的と間接的で分けるのもありかもしれませんが、代理ミュンヒハウゼン症候群にならった方が恣意的な感じが伝わるかなと思いました。

今後はニュースで批判を読んだとき、「宣伝的批評」でないか一度考えてみたいと思います。「宣伝的批評」や「宣伝的用語」のような仲間もいそうです。

参考文献


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