【その日】DCJ2023
狂ったような快晴。連日の北風もなく穏やか。
歩きながら夢を見る旅人たちが集うここは新横浜。
『日産スタジアム』
4年振りの宴が始まったのだ。
その日を迎えて
DCJ。去年も開催こそされていたが、会場が秋葉台体育館というなんとも言えぬ会場になり、更には大雨で足元も悪く祭りとしての盛り上がりに欠けた記憶がある。
そんな中4年振りに日産スタジアム。
僕も4年前にはプレイヤーとしてShowに出演していたこともあり、立場は違えど再びここに立てることを本当にうれしく思う。
朝からメンバー達の緊張した顔つきを見ながら、それでも自信に溢れているメンバーの言動を聞き、今日は上手くいくだろうなと僕は確信していた。
本番が始まってから、メンバー達は何を感じただろう。
団体名のコールが終わり、それとともに応援の歓声。
Showの途中にもキメポイントや盛り上がりでの拍手、手拍子。
観客たちの声援にプレイヤーも活気づけられるというものだ。
そんな熱意、”楽しい!”という感覚を是非メンバー達が感じてくれていると僕はとても嬉しい。
そして、できればその感覚を覚えていて欲しい。
来年も。再来年もずっと。大人になっても。
で、ここからは僕の反省というか思うところ。
クリティークに参加した際に全体のビジュアル熟練度に関してコメントを頂いた。
歩き方、ボディワーク、基礎中の基礎が足りないというあまりにも正論。
更には「こんな練習方法や指導法も良いのではないか」という(もちろん善意で)アドバイス。
判っている。僕たち大人がそんなことは一番判っているし、そういった指導をしてきたつもりだ。この一年は無駄じゃなかったはずだろ?
だからこそ悔しい。無力感に脱力してしまった自分もいた。
(ジャッジの方のアドバイスは本当に参考になりました。丁寧にありがとうございます)
来年を見据える上での大切な収穫だ。
気持ちを切り替え、やるべきことを1つ1つこなしていこう。
こうして僕の2023DCJは終幕。また来年も来れるとよいな。
良いShowもいっぱい観れたし。
ベストドラムメジャー、2冠だよな?すごいね。
観客の皆様、朝早くからありがとうございました。
そして保護者の皆様、1つの良い本番ができたのも皆様の協力のおかげです。いつも応援本当にありがとうございます。
今後ともお力添えいただければ幸いでございます。
これにて【その日】シリーズは終了。
ここからは年度末のコンサートへ向けて旅路を向けるとする。