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一般社団法人S.C.P. Japan設立

この度、一般社団法人S.C.P. Japanを設立いたしました。S.C.P.とはSpot for Creating Pathwaysの頭文字を取っています。スポーツが一人ひとりの人生を創るきっかけとして、寄り添えればという想いを込めてこの名前に決めました。

社会のあらゆる課題の解決手段(ツール)としてスポーツを活用することを模索する分野を「開発と平和のためのスポーツ(Sport for Development and Peace: SDP)と言われています。国連は2030年までに達成すべき17個の目標として持続可能な開発目標(Sustainable Deveopment Goals: SDGs)を発表しています。この目標に対してスポーツはどのように貢献できるのか?という議論が国連機関、国際競技団体(IOCやFIFAなど)、NGO、民間企業の間で活発に行われています。

私たちは、「スポーツには価値がある!」と目をキラキラさせて、声を大にして発信したいとは全く思っていません。スポーツに救われる人もいれば、スポーツで傷つく人もいます。スポーツは人をつなぐこともできれば、人々を分断してしまう力だって持っています。良い面も悪い面もある。それがスポーツです。でもきっと、スポーツを上手く活用すれば、様々な分野でいろんな人の背中を押し寄り添えることができるのではないかとも思っています。

以下は、私たちのHPの挨拶文に書かせていただいている文章です。

”スポーツを通じて大切な仲間ができました”
”スポーツを通じて夢ができました”
”スポーツを通じて本当の「助け合い」を学びました”
”スポーツを通じて海外に挑戦する勇気を得ました”

"スポーツを通じて世界中に友人ができ・・・
これまで他人事だった 戦争、貧困、飢餓、感染症、
人身売買、麻薬、大気汚染、海洋汚染などが
急に身近な問題となりました”

生きるために、スポーツよりも必要なものは沢山あります。
でも、スポーツだからこそ生きていくために大切な
心や、仲間や、環境を、
育み・創ることができると考えています。

S.C.P. Japanはスポーツを通じて、
一人ひとりの大切な人生をサポートし、
誰もが自分らしく歩んでいける未来を創ります。

「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンに向かって、自分らしく豊かに生きる力を養うスポーツの可能性を探る、共生社会をスポーツを通じて推進する、スポーツを共生社会創りに活用できる実務者を育てる、をミッションに活動を行っていきたいと思っています。

子供、大人問わず、運動をベースとした教育プログラムの開発や指導、多様性とスポーツ(障がい、ジェンダー・セクシュアリティ、国際協力)に関する講演、またスポーツと開発に関する情報発信等を行っていく予定です。

焦らず、背伸びせず、まずは私たちが私たちらしく、持続的な活動していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。

法人立ち上げに当たり、ご相談させていただきました、全ての皆様に感謝申し上げます。また、ロゴの作成をしてくださった、吉川結さん。素敵なロゴをどうもありがとうございました。

設立社員
野口亜弥、井上由惟子、繁浪由希

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共同代表 野口亜弥井上由惟子