A.D.ラトレー グレングラント 1995 22年 - A.D.RATTRAY GLENGRANT 1995 22Y
ここは読み飛ばすセクション
どうも僕です。年末に近づいて、どこもかしこもPBリリースが続いていますね。特にコロナで夏場に届かなかったボトルがドシドシと入ってきているようで、しかも見逃せないリリースが多く、もう疲弊してます。財布が。
というか、"財布"という言葉を使うケースも今後減ってくるかもしれないなと、ふと思いましたね。世の中電子決済、電子マネーが当たり前になりつつある中で財布を持つ理由も減ってきてますよね。
詰まるところ、お金がないを表す比喩である"財布がもたない"って言葉はもう時代にそぐわず、"銀行口座がもたない"あるいは"PayPay残高がもたない"、あるいは"楽天ペイ残高がもたない"、あるいはぁぁああああああ!!!!
今夜もすこっつだけお付き合いください🥃
本日のドラム
今夜は、A.D.ラトレーから
「グレングラント 1995 22年」をテイスティングしていきます。
A.D.ラトレー
スペイサイド
グレングラント 22年(1995-2018)
バーボンホグスヘッド
53.2%
はい、僕にしては珍しくグラントなんか買ってみましたよ。なぜかって?そりゃもう輸入元のテイスティングノートに"ラ"、"イ"、"チ"なんて3文字がはずかしげもなく書かれていたからですよ。
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<輸入元テイスティング>
香り:爽やかで熟した青いフルーツ、ライチ、キウイ、バニラ。
味 :ソフトでエレガント、フローラル、ライチキャンディーの甘み。
余韻:ソフトなビターが静かに続く。
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ほんまかいなと。先日投稿したアーカイヴスのスペイサイドには明確にライチがありましたので、ここでライチがグラントにもあろうものなら、もう僕はライチハンターと呼んでも過言ではないと思っています。ベトナム出張で培ったこのライチの嗅覚を今こそ解き放たん!(ベトナムではライチ食べてないが!
ってことで、スランジバー🥃
テイスティングコメント
Nose:熟したリンゴ、蜂蜜、アプリコット、バニラ、フラワリー、生姜、奥から僅かにライチ
Palate:リンゴ、麦、バニラ、オーク、カスタードクリーム、ややスパイシー
香りは蜂蜜や蜜たっぷりのリンゴやアプリコットなどのフルーツ主体で、バニラや花のニュアンス、生姜っぽいひりついたニュアンスもあり、クンクンとやっているとアプリコットの奥にライチのニュアンスが僅かに感じられる
味も香りとギャップはなく、リンゴやバニラ、僅かに桃っぽさ、そこにオーキーさやスパイシーさ、微かに潮気も感じられる
総評
「美味しい」
香味共にグラントらしいリンゴや蜜が主体。輸入元の謳い文句であり、僕自身が購入する動機となったライチに関しては、香りの奥の方に僅かに感じられる。加水で少しそれらしい甘味も増す。がしかし、全体としてライチと謳うほどの主張はなく、やや期待はずれな面は否めません。
但し、それを抜きに考えればしっかりとスペイサイドらしい、あるいはグレングラントらしい綺麗な香味で、味わいも甘やかで僅かに桃っぽさも出ており、面白さも兼ね備えたリリースかなと思います。
香りにあるライチっぽさ、味にある桃っぽさがもう少し出てきそうな雰囲気はあるので、時間をかけて向き合っていきたいと思います。超ライチになったら鼻息荒く更新します!笑
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