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グレンバーギー 12年 2007 20 RUE D’ANJOU - GLEN BURGIE 12Y 2007 20 RUE D’ANJOU

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。最近Twitterのウイスキー界隈が荒れているというか、陰口が陰口になってなくて亀裂が生まれるみたいなことをよく見るのですが、なんなんでしょうね。モルト飲みにはモルト飲みなりの譲れないポリシーみたいなものがありそうで、良くも悪くも芯が通った人が多い気がしますね。プライドが高いというか、、、

個人的にはそういうのよりも、経験値とか年齢とかそういうもので勝手にマウントとって相手に対して敬意を持ったコミュニケーションが出来ない人の方が気になりますね。若かろうが、経験値が少なかろうが、有名なバーに幅を利かせていようが←、持っているボトルが少なかろうが←、その人の部下でも下僕でも家来でもお手伝いさんでも何でもないわけなので、最低限丁寧な言葉遣いをすべきじゃないかなと思いますね。ということで、僕にコメントする時は出来るだけ優しくお願いしますね←

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、フランスのLMDW、もといラメゾンドウイスキーから、
「グレンバーギー12年 2007」をテイスティングしていきます。

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LMDW
スペイサイド
グレンバーギー 12年(2007-2019)
ファーストフィルシェリーバット
63.6%

フランスはラメゾンドウイスキーからリリースされたボトルで、日本にも少数しか入ってこなかったみたいで、結構な争奪戦でした。販売店のテイスティングノートに"エキゾチックなフルーツ"とか書いていて、"エキゾチック"、、南国、、、トロピカル、、、ポチー!!ポチポチポチー!請求ドカーン!みたいな感じですよね。違いますか?(僕はそうです)

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:ツンとしたアルコール感、綺麗なシェリー香、アメリカンチェリー、紅茶、時間経過でべっこう飴、奥からアプリコット

Palate:シェリー、ビターな樽感、しっかりとしたボディ、時間経過でモルティな甘味、徐々にアプリコット系フルーツ

ストレートでは、販売元のテイスティングコメントにあったようなエキゾチックなフルーツとは正直言い難い香味です。ただ、ファーストフィルシェリーらしく、若いなりにもしっかりとシェリーカスクの特徴が出ていて、さらに、奥の方からバーギーらしいアプリコット系のフルーツを感じます。

流石に度数が高過ぎるので加水してみました。すると、香味共にフルーツがしっかり開いてアプリコットから、パイナップル、奥の方にマンゴーに近いニュアンスまで出てきました。これは完全に加水向けボトルですね。

総評

「美味しい」

正直メゾンへの期待、販売元のテイスティングコメントの期待があり、加水前はイメージとのギャップはありました。ただ、加水しなくてもシェリーカスクに期待する香味はあり、それが割と良いバランスでシェリーカスクのウイスキーとしてはオススメできます。また、バーギーらしいアプリコット系フルーツも奥に感じたので加水しなくても、63.6%の度数が落ち着いたり、開いたらストレートでもっと良くなるかもしれません。

一方で、加水すると劇的にフルーツが開きます。圧倒的に加水が美味しいです。数滴というより、トゥワイスアップに近いくらい加水するとバーギーに期待するフルーツが開きます。なぜ63.6%で詰めたのか意味がわからないくらい変わります。ある意味長期保管して飲むぞってときに加水しながら飲むには超優秀なボトルかもしれません。加水せずに飲むクセがついてましたが、改めて加水の意義を感じられたボトルでした。

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