ザ グレンリベット 12年 イリシットスティル - THE GLENLIVET 12Y ILLICIT STILL
ここは読み飛ばすセクション
どうも僕です。パチパチパチ!何がパチパチパチかって、それはあれです。この自己満足オブ自己満足のnoteも開設1周年が経過したってことです。いきなり高尚な話になりますが、人間っていう生き物が何かを長く、継続的に続けることはそう容易いものではございません。何よりこの変化の早い時代に、同じことを愚直に続けることの難しさ、困難さ、ハードルの高さ、そう、つまりこれを読んでくれている人に今一度しっかりと考えて欲しい。筆者を褒めるということを!そしてこの「読み飛ばすセクション」をしっかりと読み飛ばさずに読んでいるそこの貴方の筆者への敬愛の感情を!純情な感情を!1/3の純情な感情を!SIAM SHADE!ILLICIT STILL!
今夜もすこっつだけお付き合いください🥃
本日のドラム
今夜は、ディスティラリーボトリングから、
「グレンリベット12年 イリシットスティル」をテイスティングしていきます。
DB
スペイサイド
グレンリベット 12年
48.0%
話題のイリシットスティルを遅ればせながらテイスティングしていきたいと思います。既に界隈では"美味しい"とか"美味しい"とか"美味しい"とかいう声が続々と上がっているので、これはもう"美味しい"と言わざるを得ない忖度オブ忖度が働くわけですが、見た目からして美味しそうな雰囲気ですね。色のニュアンス的にはスタンダード12年よりも濃い印象で、少なからずシェリー樽原酒もブレンドされているのではないかと想像します。
以下通常の12年との違いも含めた公式コメントです。
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「ザ・グレンリベット12年」の限定品シリーズ“ザ・グレンリベットオリジナルストーリーズ”の第一弾『ザ・グレンリベット12年イリシット・スティル』は、密造酒時代-イリシットデイズ(Illicit Days)をテーマに、全ての始まりであるブランドの原点を表現した商品です。
●ザ・グレンリベットのシグネチャースタイルであるフルーティで華やかなスタイルがより強調された味わい
●基本的な原材料はザ・グレンリベット12年と同じであるものの、1800年代の製法に倣って冷却濾過を行わないノン・チルフィルタード製法を採用
●ザ・グレンリベット12年より高いアルコール度数48%。
●現存している最古の「ザ・グレンリベット」のボトルにインスパイアされたフォルム
1824年、ジョージ・スミスの蒸留所が政府公認蒸留所第一号となる以前の人里離れたグレンリベット渓谷を感じてください。
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ってことで、スランジバー🥃
テイスティングコメント
Nose:蜜林檎、パイナップル、ややグラッシー、檜、アプリコットキャンディー、桜桃、バニラ
Palate:甘味と苦味と収斂味、林檎、アーモンド、ホワイトペッパー、オーキーな樽感、ややフローラル、麦感
香りはフルーティーで多彩、糖度の高い林檎やパイナップル、さらにはアプリコットや好きな桜桃のニュアンスもある。そこにほんのりグラッシーだったり檜のようなフレッシュな緑が加わる。全体的に濃くリッチな香り。
味は香り同様の甘味と、そこにオークやペッパーの刺激や渋みが追いかける。若干後半にフローラルなニュアンスや、徐々に麦感も出て複雑さを増す。ボディの厚さは十分だが香りよりは中庸で個性は強く無い。
総評
「かなり美味しい」
うん、良いですねこれ。香りは個人的に好きな桜桃系の良いフルーツ感がありますし、スタンダード12年と同じ構成とのことですが、印象としてはシェリー樽もそれなりに使っているんじゃないかと思わせるニュアンスもあり、非常に良いバランスの原酒使いで、定価で買えれば文句無し。って感じです。
度数や個性もあってサラリとしたテクスチャながら比較的厚みもありますし、定番ラインとしてはかなり美味しいボトルかと思います。ただ上にも書いた通り限定品シリーズということで多少の希少性も出てしまい、少々値上がりした状態でしか購入が難しいことを考えると悩ましいボトルかなと思います。
今後第2弾、第3弾?と同シリーズがリリースされるようですし、どんなリリースがされるのか楽しみでもありますし、そうした続編との飲み比べや、定番12年との飲み比べなど、様々な楽しみ方ができ、かつ美味しいという観点ではボトルで抱えても良いのではないかなと思いました。
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