酒のやまいち カバラン ソリスト ラムカスク - KAVALAN SOLIST RUM CASK YAMAICHI ORIGINAL BOTTLING

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おはこんばんちわ。いやぁ世の中はコロナ、コロナゆーてますけどね、コロナが早く収まってくれないとね、これはもうカバラン！(たまらん！)ということですね。ごめんなさいね。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、普段あまり飲まない台湾から、
「カバラン ソリスト ラムカスク 酒のやまいち」をテイスティングしていきます。

酒のやまいち(DB)
タイワニーズ
カバラン ソリスト（NV）
ラムカスク
57.1%
#M111104081A

はい、こちらは酒のやまいちが詰めたカバランでラムカスク、アウトターンは152本となっています。

酒のやまいちと言えば、個人的にマーメイドシリーズのベンネヴィス1996が96ネヴィスの中でも好みで、これまで何本も空けて更にストックもあるくらい好きなんですが、その信頼度もあり、新作がカバラン、しかもラムカスクでトロピカル！みたいなことを謳っていたので、はい、南国警察出動！ということで、セールで25,000円が18,000円位に下がっていたことも後押しになり、買っておいたわけなんです。

そんな時にタイムリーに権威ある(?)東京ウイスキー＆スピリッツコンペティション2020でなんと"金賞"を受賞しているじゃないですか！金賞ですよ？金賞って言えば、ほら、金メダル的なことでしょう？最も優れたウイスキーに贈られる賞ってことでしょう？え、違うの？80本近く金賞受賞してんの？！それあれじゃん！参加賞じゃん！努力賞じゃん！ええい！開けちまえー！

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose：パイナップル、オレンジ、パパイヤ、時間経過で少しマンゴーや桃っぽいシロップ、ミルクチョコレート

Palate：バランスの良い麦やフルーツの甘味、奥からマンゴーやライチ、
バニラ、柔らかくスパイシー、少しタンニン

触れ込み通り、香味共に南国フルーツと言って差し支えないと思います。

開栓直後なので、まだまだ硬い部分はありつつも、香りはしっかりと酸味のあるパイナップル、パパイヤ系のフルーツの奥から、甘味のあるマンゴー、ライチ系フルーツという変化があります。

味わいもバランスが非常によく、甘味とフルーティーさが主体ではあるものの、一辺倒ではなく、心地よいバランスのスパイシーさやラムカスクのタンニンがアクセントになっています。度数も57.1％とそれなりにありますが、それを感じさせない落ち着きがあり、気付いたら無くなる系のボトルです。

総評

「かなり美味しい」

開栓直後でこの様相であれば、57.1%ということも踏まえて、将来"超絶美味しい"に変わりうるポテンシャルを感じています。未熟感も全く無く、期待する南国系のフルーツがありますが、ジューシーと言うよりは、シロッピーな甘味の面でその香味が出ています。

一方で、2006年創業で、まだまだ最長でも14年程度の原酒しか無いと思いますが、20年前後の熟成のフルーティーなスコッチと言って出しても違和感の無い仕上がりかと思います。

ラムカスク由来の甘味、酸味、渋味のバランスを考えると、最近注目されつつあるトファースを抱えるなら、このカバランの方をオススメします。まだ120本以上在庫がありますので注目度の低さが伺えます笑

しかしながら、一般的に広く美味しいと言われている、既知のボトルより、このボトルのようにまだまだ飲んだ人の少ないであろうボトルで、"かなり美味しい"以上の評価を付けられることが、ある種の目標でもあったので、早々にそれが達成できて、非常に嬉しいです。

一点気をつけるとすれば、当初価格では約25,000円で売られていて、その価格なら他にも美味しいボトルはあるとは思います。ただ、2020年6月現在では、19,800円に値下げされているので、更に良くなりそうという期待も含めると、
それくらいなら買っておいていいんじゃないかと思っています。
（もちろん価値観が違うので、責任は負いません←）

※評価基準はコチラ

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