グレンリベット 12年 ライセンスドドラム - THE GLENLIVET 12Y LICENSED DRAM
ここは読み飛ばすセクション
どうも僕です。前回投稿してから1ヶ月程経過していますが、その間になんと戦争が始まってしまったという衝撃の事実。呑気にウイスキーなんか飲んでいて良いのかと少し居た堪れない気持ちになりますが、そんな中、先日ウイスキー仲間と池袋でハンバーガーを食べて来ました。美味しいハンバーガーを食べながら、マンボウ期間で酒も飲めず、ただひたすらに、初対面のおじさん同士が「美味い!」「美味い!」「美味い!!!」と煉獄杏寿郎の如く食べ続けた強い気持ちはきっとウクライナの人々に勇気を与えるんじゃないかと期待して止みません。
今夜もすこっつだけお付き合いください🥃
本日のドラム
今夜は、DB「ザ グレンリベット 12年 ライセンスドドラム」をテイスティングしていきます。
DB
スペイサイド
グレンリベット 12年
ファーストフィルバーボンバレル、ファーストフィルシェリーカスク
48.0%
はい、正式にはザ グレンリベットということですが、その限定品シリーズ “ザ・グレンリベット オリジナルストーリーズ“で、こちらは第2弾です。個人的にはファーストフィルであることくらいしかあまり気にしていませんが、以下のようなテーマがあるようです。
創設者ジョージ・スミスが最初のウイスキー製造免許を取得したことに敬意を表した、ファーストフィル・ダブルオーク熟成
ザ・グレンリベット12年の特徴であるフルーティーなスタイルを、ファーストフィル樽で再現(ファーストフィル・バーボン樽とファーストフィル・ヨーロピアンオーク樽の2種類の樽を使用)
アルコール度数は48%で、すべての始まりとなったオリジナルのザ・グレンリベットと同じ
現存している最古のザ・グレンリベットのボトルにインスパイアされた形状で、既存のザ・グレンリベット商品と差別化されたボトルデザイン
視認性の高いラベルとクリアなメッセージング。正面下部には“リミテッドエディション (Limited Edition)”及び”ファーストフィル(First Fill)”と明記
まぁこういう細かい情報はバーテンダーの方や、酒販のプロ、歴史を紐解く力と意欲のある賢いテイスターにお任せするとして、ざっくり理解すると、第1弾との違いはファーストフィルに拘ったところくらいしか無いようですね。
ってことで、スランジバー🥃
テイスティングコメント
Nose:蜜リンゴ、削りたての木片、鉛筆の削りカス、バニラ、オートミール、ジンジャー、時間経過で桜桃
Palate:ナッティ、アーモンドの皮、ジンジャースパイシー、オークのビターネス、ほんのりハチミツ、ほんのりバニラ
総評
「微妙」
はい、"微妙"ですね。何回かにタイミングを分けてテイスティングしていますが、最初は凄く苦味が強くて危うく初の"不味い"をつけてしまう勢いでした。ただ、時間を置いて飲んでいくと良いニュアンスも出てきました。
香りはしっかり期待するリベットらしい香味が出ていますし、開栓してある程度開いていればグラスの中でハチミツや桜桃の甘さも出てきて好印象です。しかしながら、ファーストフィル由来と思われる木片っぽさ、生姜などのスパイシーさが香りにも出ていていてチグハグ感を感じました。
味わいについては香りよりもさらにファーストフィル由来と思われる苦味、スパイシーさが主張しており、香りでギリギリ捉えていたポジティブな印象をクリアしてしまうようなネガティブな要素を感じてしまいました。
第1弾のイリシットスティルが非常に良くできており、特別感のある味わいだったので期待値を裏切られた感がありますし、スタンダート12年と比べても1000円以上も価格が上がるリリースとして見た時に、全くそれが理に適っていないと感じます。
一応ハイボールではナッティなハイボールが飲めますし、ロックでは香りの甘味が出て悪くは無いです。でも敢えてこれを選ぶ理由は今の所見つかっていませんし、やはりストレートでは苦味、スパイシーさが際立ってしまい、杯が進まないリリースだなと思います。飲むならロックでダラダラとですかね、、あと甘みが強くないので食事には意外と合う気もします。はい。
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