ちょうど良い人のちょうど良い受験
おとといから我が家にも秋がやってきた。
今までも秋の虫が庭で大合唱で、トンボも大群で飛んでいたけど、
とでも秋と思える陽気ではなく、猛暑!雲の形もすごく夏だった。
暑い日が続く中、我が家の高3は大学受験を考えねばならず、オープンキャンパス事件が起きたりしていた。
9月中もオープンキャンパスがあったり、第一志望校の受験があったりで、noteを書く余裕がなかった。
ホントは書く余裕はあったけど、何も言いたくなかった、というのが正しい。
言霊があって、本当に起きたら困ることは言葉にして言いたくないという気持ちがある。受験に関しても、悪いことは言葉にしたくない。たとえ謙遜であっても言いたくない。多分受験生ならみんな感じたことがあると思うけど、良いとも言いたくないし、悪いとも言いたくない。
テストの点数について周りから何も言ってほしくない、見ても良いけど、良い点数であったとしても何も言わず見るだけ見て黙って返してほしい。
なぜならば、試験に受かるかどうか、自分でも分からないから。
受験後、合格発表を待つまでの緊張が続く毎日。大丈夫だ!と信じている。
でももし、とも思う。いや、やっぱり大丈夫だと強い心で信じている。
何かを書くとか言うことができない日々だった・・・というワケ。
事実上の志望校合格。娘の通う高校でも一番早い決定だと思う。
この後、ちゃんと手続きを滞りなく終えれば合格。事務的なことがとても苦手なので、まだちょっと気を抜けない。
我が家の少年が大学受験をした時は、国立大学の後期で合格したので、3月25日くらいだったかなぁ、決まったのは。一番最後の最後。
今回は私立なのでこんなに早いんだと思うけど、それにしても時期に差がありすぎる。
少年の場合、学校が決まってから引っ越しまでの期間が短すぎて、忙しいと思う暇もないくらい忙しかった。
受験と合格発表に精一杯で、家を出ていく寂しさも、ある日突然やってきた。
今はまだ9月だけど、あと半年で家を出ていくんだな・・・と思うと、もうすでに寂しい。別れを噛み締める時間の半年は長い。
リビングの隅っこで、なにやらバカみたいな動きをしている娘を見ても、ああこれも後半年なんだな、と思ってしまう。
一番最初か一番最後。我が家にはちょうど良い人がいない。
ただし二人とも望む方向に進んでいるから、この先何があっても、諦めないでほしいなあ。