令和を迎える前に、これだけは書いておきたい。
平成が終わり、令和を迎えようとしている今日この日に、この事件だけは書いておかなければならない。
さる26日に秋篠宮悠仁親王殿下(以下・殿下)の通われる学校の机の上に刃物が置いたとみられる男が、昨日建造物侵入容疑で逮捕された事はあなたもご存知の事と思う。
あなたも、この事件に怒りを覚えた事だろう。
将来、国民統合の象徴たる天皇になられる殿下にこのような無礼を働くとは、まさに全国民を敵に回したと言っても差し支えないだろう。
気になるのはこの容疑者の思想背景だ。
当初私は、皇室に対して快く思わない一部の偏った左派勢力が嫌がらせの為に行ったと見ていた。
しかし、ツイッターやSNSでは、殿下が通われる学校の警備の脆弱さに憂いた右派勢力が行ったと言う意見が見られる。
なるほど、確かに、槍状に細工し、刃先をわざわざ塗装した刃物を置くと言う行為には、傷害目的よりも、儀礼的なもののようにも見える。
だとしても、私は言いたい。
皇室に対する畏敬の念があるのであれば、そもそもこのような行為はするべきではない。
例え、容疑者に殿下の警備の向上の捨て石になる意図があったとしても、その行為自体は不敬であると思う。
最近、右派も皇室に対して畏敬の念を忘れつつあるのではないだろうか?
秋篠宮家に対し、何かしらの苦言を呈しているのがその証左だ。
もちろん、左派もこの点は同様である。
彼らの中には「皇室に同性婚を認めよ」と主張する者がいる。
皇統断絶を目論み、特に伝統を重んじる英国王室や、イスラム諸国との外交を破綻させる意図があるのだろうが、そもそも論としてこういう事を主張する時点で左派も皇室を政治利用している。
もう、右派も左派も、国民として静かに皇室を敬い、見守る姿勢に徹してはいかがだろうか?
右派、左派共に、皇室の政治利用は止めるべきだ。
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