金融庁報告書の本質~少子高齢化時代に求められるマネーリテラシー~
先日、金融庁が年金受給額のみでは老後資金毎月約5万円足りなくなると言う報告書を発表した事は記憶に新しいと思う。
これを前提として100歳まで生きるとなるとおよそ2000万円足らないと言うものであるが、これらの数字自体はあくまで平均であるため、必要な額は人それぞれとしか言い様がない。
しかし、国民に現実の一端を知らしめたと言う意味で、この報告書の意義は大きい。
もし、この報告書の公表がなければ、国民の多くは未だに年金の見通しについて漠然とした不安を抱いたまま、漫然と時を過ごして