~新社会人と大学生の狭間で。~
はじめまして、数か月前まで大学生だったまよです。
こんな切り口だと「大学生に戻りたいのかこの人は」って思われるかもしれませんがいかんせんそんなこともないのです。
社会人になったら楽しくなくなるとか辛くなるとか世間ではよく耳にします。正直私はそのマインドで覚悟を決めていました。決めていたというかそういうものだと割り切っていました。
1~20歳までの体感時間と20~80歳までの体感時間は一緒らしいですね。
なおさら、ぐずぐずしていられない。
学生と社会人を厳格に分けていた私ですが、
「社会人も悪くない」
この言葉から始まる社会人になってからの三か月を書き連ねていきます。
【入社式】
生まれたときに「へその緒」と「緊張の仕方」を病院に置いてきたはず私ですが、社員の皆様の前に立ち入社したことを再認識した瞬間は痺れました。
私は昔から「緊張している」ということを自覚はするもののその境地に立たされている自分になぜか奮い立つのですよね。非日常感といいますか。毎日経験することができない感情と状況が新鮮で。
だからこそその自分が置かれている状況にわくわくします。(緊張することが好きというわけではないです)
話は逸れましたが内定者懇親会等で以前あっていた同期みんなと久しぶりの再会。
みんなでこれから頑張っていくのだな!という気持ちでした。
この日の夕焼けは、いつも見る夕焼けと少し違った気がして。新しい門出の僕たちを応援してくれた気がします
変わらない景色も、心の状態で「物は言いよう」です。
そんなこんなでみんなと一か月ほどの共同研修が始まりました。まずはわからないことばかりの社会人の雛の私たちに社会の作法という名の躾と責任を少しいただき、とりあえずの社会人に。学生気分はとっくに抜けていました。
具体的には電話対応や名刺交換の仕方をご教授いただきました。
社会人のマニュアルでも練習しているのとぶっつけ本番は雲泥の差があります。(予習大事)
まあ、電話対応全噛みしましたが。本番には弱いタイプ
次に思い出なのは人生初のちゃんとした健康診断ですかね。岩盤浴以外であの服着ることあるのですね。
僕は昔から、貧血気味ということもあり採血苦手だったのですが顔色も悪くならずけろっとしていました。強くなったものです。これが大人になるということなのですかね。
そんなことよりバリウム体験の印象が強すぎて今でも鮮明に思い出せます。
ヨーグルトのようなものを飲んだあとに、小さいころよく食べていた水に溶かすとジュースになるような粉を一口。白い無機質な冷たい機械の上に立たされました。横にはガラス越しにマイクで話しかける二人のお医者さんが。
映画の世界?
そんなこんなで戸惑いながらもお医者さんの指示に従いながら芋虫のような動きをさせられ本当に合っているのかと不思議に思いながらも自分の動きを三人称視点で想像してしまったとき不甲斐なさ過ぎて「なにやってんだ俺は...」と思わず吐露してしまいました。
こんな僕をよく笑わないでいてくれたものです。それだけで明日も頑張ろうと思えました。
これは一年に数回起きるゲリラ社外イベントだったので次は、社内イベントについて詳しく書いていきます。
【スコープ新聞】
同期で初めての共同制作はスコープ新聞というものでした。スコープ新聞というのは、簡単に要約すると新入社員が毎年作って社内にかざる手作り会社説明のようなものです。
媒体や形式の縛りはなく自由に発想して形にする。さすが、スコープだなと感じました。
研修内容から面白いんかい。
約二週間かけて作ったスコープ新聞。形のない考えから形にしていくあの作業。たまらなく好きです。
専攻していた分野もみんな違い、得意なこともスキルも別々だからこそそれぞれを活かし分担。
この制作は「完成」というゴールだけが目的なのではなく「各々の特性を知る」ということも目的だったのかなと勝手に想像していました。
完成してから社員の皆様の前でzoomにて発表。
学生の時のわくわく感を社会人になってから味わえるとは思ってもいませんでした。
ちなみに、社員さんの似顔絵はなぜか僕が全部書いているのでよかったら確認してみてください。
(書いてほしいという応募は終了いたしました。ご了承ください)
楽しかった。
みんなとずっと一緒に過ごしたから仲も深めることができたと思います。
【営業部研修】
スコープ新聞完成後私たちは営業部の各部署に仮配属されました。
仮配属の目的として「社員の皆さんがそれぞれどのような仕事をして、どのような人物なのか理解する」
何もわからず不安でしたが、仮配属された瞬間から一切緊張はなくなりました。
優しい。皆さん優しい。
意地悪な人ひとりもおらん。
研修後、自分の配属された部署は営業の方々と関わる機会がないと思っていたのですが、この機会があったからこそお仕事をするうえでスムーズに進むこともあります。
こんな機会を作ってくれた総務の方々ありがとうございます。
狙い通りの結果になっていますよ。
【デジタルテクノロジー研修】
3部署を各10日間かけてじっくりと回る通称デジテク研修。
長いようで短かった。
デジタルに対してのリテラシーを学んだり、現状から問題を分析して提案する実務のようなことまで。「仕事」の内容として大変ではあったが一番力にはなったと感じます。
実際の問題から分析し提案までもっていく、という…
形式は自由、やり方も自由。
人って縛られる方がやりやすいこともあるんですね。
自由だったからこそ自分たちが「軸」になりスケジュールも内容も常に意識していく必要がある。社会人になって初めての個人で「1から作り出す」という研修でした。
正解も不正解もないそのプロセスを大切にしている。非常に大事なことです。
子供ができたときこの考え伝えていきます。かっこいいので。
【研修最後】
35度越えの猛暑某日。長い研修を終えた私たちは東武動物公園のVR研修にくりだしました。 新入社員のみんなと出かける機会なんてこの先ないって考えるとものすごく寂しいです。
社会人になってからこの3か月、毎朝7時に起きて働く。
学生の時の自分から考えたらあり得ないことだったけれど、今現在まで楽しく働かさせてもらっております。
この思い出を、文字に記している今こんなことあったなと懐かしい気持ちになります。
この先ずっとこう感じるのでしょうね。大人になるのはあっという間でした。
ちなみに、「大人になった自覚」って子供のころに戻りたいと思ったら,らしいですよ。
【しめくくり】
長々と社会人になってSCOPEに入社してからの 3か月を記しました。
まだ3ヶ月という短い期間ではありましたが、この期間で感じたscopeと一緒に働く社員さんの印象が大きく変わることはないでしょう
広告会社ということもあり皆さんみんな色を持っていて、十人十色という言葉がよく似合う。これからSCOPEに入社する新入社員の方たちも一緒に頑張っていきましょう。 僕も頑張ります。
早く自分の色をつけられるように。
自分なりに。
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