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【マンガ感想】エンデヴァーの炎は仮面だったとか【29/22年週刊少年ジャンプ】

何と言ってもヒロアカです!
仮面を取ったエンデヴァーが格好良すぎた。

星5個くらいを満点としてざっくり評価。
星1:下手い。
星2:悪くはない。このレベルなら満足。
星3:良い。このレベルなら嬉しい。
星4:非常に上手い。
星5:神。

ワンピース(1053話) -★★

表紙&巻頭カラー。
映画とRPGの宣伝でした。

尾田栄一郎「ワンピース」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)4, 5頁。

ロゴが白いのが見慣れなくてワンピースっぽくないですけど、格好良いですね。

宴と新しい懸賞金、「プルトン」と四皇。
最後にルフィが四皇になったことを持ってくるのはさすが。

ここから4週間の休載みたいです。
新章にも期待。


サカモトデイズ(75話)-★★

目的の”データバンク”は、学校の七不思議的な話みたいです。
少しシリアスな話だと勝手に受け取りかけていましたけど、
しっかりサカモトデイズらしい軽さに修正されました。

サカモトの凄さとシンの格好良さを両方示しました。
最後の勢羽はちょっと覚えてないので、次回のフォローが入るといいな。


僕のヒーローアカデミア(356話) -★★★★★

ホークス&常闇&耳郎のところから。

ホークス死んだかとまじで思ったのがこれ。

堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)70, 71頁。

右ページの常闇の顔、背中から血しぶきの出るホークス。
「嘘だろ?ホークスまで死ぬんかよ…。」と思わせてからのエンデヴァー。

ホークスの背中を守ったエンデヴァーの見開きから炎司(エンデヴァー)の心情描写。
過去の自分との対話形式でした。

努力エンデヴァーと名乗り、絶対的No.1への羨望と妬みを飲み込んできた。
顔の炎はその見にくい心を隠すための仮面だった。

堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)78, 79頁。

このおっさん格好良すぎだろ…。
飾らない命の炎がアツい。

でも、腹が無くなり腕が飛ぶ。
死んでまう……。


呪術廻戦(188話)-★★★★

派手で楽しそうな秤さん。

東堂さんと並ぶ読んでいて楽しいバトルです。
なんでこんなに楽しいのか不思議だったんですけど、今回のような"遊び"だったりするのかな、と思いました。

芥見下々「呪術廻戦」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)92, 93頁。

直接殴ったら良いのになぜかコンテナのラリーが始まります。
この最適解とは程遠い感じが好きです。
大味な感じであり、派手なバトルになってます。

このコンテナラリーって、当然、それを会話で決めたわけではないですよね。
この二人だけの世界に入ってる感じが本当に良いですね。

この辺は乙骨くんとリーゼントさんのバトルでもありましたね。
「一回だけですよ?」のやつです。

この時は脈絡ない会話でした。
今回は自然と始まる遠回りバトルです。

芥見先生のバトルの楽しさってここな気がします。

そして秤さんの腹に穴が開きます。
エンデヴァーしました。

領域展開にかけるそうです。
最初の一回転目で当たらなかったらヤバそうです。


ウィッチウォッチ(66話)-★★★

勢いで押し切る面白さがありました。

篠原健太「ウィッチウォッチ」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)112頁。

このコマみたいに回転するのめっちゃ笑いました。
これだけ玉が多いとしょうもないギャグでもどれかは刺さる気がします。
テンポが良かったのもありました。

アホっぽいのにたまに作画がガチで上手すぎかよ、とか余計な事考えちゃいました。
なぜかそこでもニヤニヤしました。


アオのハコ(14話) -★★★

大喜覚醒。

ほとんど初めてのバド描写じゃないでしょうか。
もともと骨格がしっかりした絵を描く先生なので自然で上手かったです。

頑張ってきたからこその一歩、一点。

良かった。
でも、もう一歩欲しい。


ルリドラゴン(2話) - ★★★

かわいい

眞藤雅興(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)154頁。

縦の目かわいい。

眞藤雅興(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)164頁。

光とか髪もかわいい。

眞藤雅興(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)168頁。

かわいいというこのマンガ一番重要な部分は完璧に達成していました。

背景も1話よりは良くなったと思います。
気になった点が一つ。
今回くしゃみが見開きだったんです。
ジャンプ的な派手さのある見開きでした。
とても自然だったんですけど、もしかしたらルリが一番可愛いシーンで見開きを使う方法もあったのかな?と思いました。

派手な見開きがこのマンガでも有効なのか不明です。
読んでいて「ああ、これ見開きなんだ」って思ったんです。
自然なのに。

一話の中で一番エモかったり、シチュエーション的に可愛いシーンで見開きを使ってみるパターンもみてみたいですね。
読者全員がキュンってするような見開きに期待。


エイリアンズ・エリア(3話)-★★

組織と同僚の紹介。
この時点でまずい予感がします。
音速で巻末に行きそうです。

最後のページの迫力は良かったです。

那波歩才「エイリアンズ・エリア」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)200, 201頁。


僕とロボコ(93話)-★★

ミリーのメイド回。

ミリーと言えば可愛いという印象だったんですけど、鋭角なボケが面白かったです。

宮崎周平「僕とロボコ」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)217頁。


あかね噺(18話)-★★

2号連続センターカラー。
どうやら人気が有るだけでなく、編集部ももう一歩勢いを付けたい様子。

カラーは普通。

原作 末永裕樹, 作画 馬上鷹将(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)235頁。

なんかもっと要素減らしても良いかも?
PPPなんかが攻めたカラーがハマっている事を考えるとこちらもせめても良さそう。


今回の内容は、ひかるのキャラ立て。
簡単ですけど、田舎から出てきて負けん気が強くて向上心のあるキャラクタでした。

落語に魅了されているわけでは無く、声優を続けるための方策の一つとして落語をやっているようです。
とは言えストイックで信念もある印象でした。

良かったです。
キャラクタ自体も良かったし、なんだかんだ落語に人生をかけてるキャラよりは勝っても自然に見えます。

次回は本選みたいです。
この展開を見越してのカラーですから、跳ねると良いですね。


すごいスマホ(7話)-★★

頭脳戦。

心象と状況証拠だけで決定される犯人。

原作 冨澤浩気, 作画 肥田野健太郎「すごいスマホ」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)269頁。

なんか昔の冤罪事件をマンガ化したのかな?と不安になる様な雑さ。

もっともっとシリアスに振るか、フィクションに振るかした方が良いかも?

とはいえ、割と面白かった。
もちろん全一郎さんが。

原作 冨澤浩気, 作画 肥田野健太郎「すごいスマホ」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)271頁。

この調子でドンドンぶっ飛んだ方向に行ってほしいです。


高校生家族(90話)-★★

特殊な状況でまともな事を言う不良。

仲間りょう「高校生家族」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)289頁。

ほんと不良たちのリアクションが常識的で面白いです。


暗殺者の暗子ちゃん(読切) -★★

女の子二人の暗殺物語。

思ったより画力が高くて、気合を切れたコマの力の入り方が良かったです。


逃げ上手の若君(67話) -★★

井蘭車に期待。


夜桜さんちの大作戦(134話) -★

なんかイマイチ。
お父さんが強いのは知っていたんですけど、それをもう一回やられた感じ。

結局お父さんとのバトルが楽しみじゃないというのが一番ネックな気がします。


マッシュル(112話) -★★

ここの2話のバトルが面白かったのに、いきなりダイジェストになりました。
なにか考えがあっての事でしょうけど、不思議。


ドロンドロロン(27話) -★★

ストーリーがいきなり進みました。
テコ入れっぽいです。
若しくはまとめにかかってる感。

しかし、ドベ3は抜けたみたいで微妙な位置です。

ラスボスは宮本ハンゾウで、こいつを殺せばモノノケは全部いなくなるらしいです。
そしてクサナギも?

普通に考えたら、倒して終わりのように見えます。
ドベ3銃士ですしね。

しかし、「クサナギが居なくなったらこの物語終わりじゃん。」と読者に思わせた時はチャンスでもあると思うんです。
読者を同じ気持ちにさせる事って難しいですから。
それが出来ているこの状況を利用して、クサナギとの物語が続くウルトラCが出せれば一気に跳ねる可能性もあるじゃないでしょうかね。

しかし、他の新連載陣が面白すぎるので厳しい戦いが続きます。


泣くなあかおに(読切) -★★★

めっちゃ良かったです。
”泣いた赤鬼”を基にした優しいストーリー。

こういう報われる優しさは外さない。


アンデッドアンラック(115話) -★★★

アンディが格好良いです。
全てを背負うと決めたからこそ、共闘した奴や裏切った仲間を自分の手で終わらせていくアンディがしびれます。

繰り返すために一人一人手にかけていくのって、エグイですよね。
繰り返せてもその後が辛いですから。
そのエグさで心を鷲掴みにされたような気になったので、高評価。

しかし順位は振るわず。
いつのアンケートの結果が反映された順位か分かりませんが、さすがにリップとニコのドラマは順位が上がると思うんですけどどうなんでしょうね。


PPPPPP(37話)-★★

チームメンバーと演奏のヒント。
本当にコマ割りと大きいキャラの顔が良いです。

意外だったのは、メロリがファンタ陣営に居る事。
そういう話でしたっけ?

なんかミーミンと一緒に他の業界に行くのかと思いましたけど、そんなことも無いらしいです。
ミーミンに勝って区切りを付けたいようですね。

そしてもう一人はサダメ君。
なんで演奏を辞めたのかはまだ出てなかったと思いますけど、それを使って上手くドラマが出来るのか。


地球の子(17話) -★

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)471頁。

無重力ならいけるんかい!
だったら衛くんにいないいないばあっ!させなくて良かったやろ!

とは言え、最後の盛り上がりは良かった。

神海英雄「地球の子」(「週刊少年ジャンプ」29号、集英社、2022年)488, 489頁。

こういう無茶をドラマチックに出来れば良いですよね。
もう少しセリフを減らしてくれればなお良い。

目次コメント

・ウィッチウォッチ(篠原先生)

今週はスタッフの天川仁木さんの読切が載っています。一緒の紙面に載れて嬉しい!

あの画力の高さは篠原先生のところに居たと言われると納得です。

・ドロンドロロン(大須先生)

いつもお手伝い頂いてるえぴど~さんの読切が一緒に載っています!是非ご一読を!!

こちらもスタッフさんのようです。
常勤では無くヘルプかもしれませんね。
今回の読切では”泣くなあかおに”の方が好きでした。

さいごに

今回はあんまり刺さる内容が無くてほとんど星2でした。

地球の子は次回まででしょうからあと5~8話くらいでしょうね。
他は、ドロンドロロン、アンデラ、マッシュルから1か2作と考えるとドロンドロロンもいよいよヤバそうです。
というのもあかね噺が安定して人気があるので、その一枠をどれが引き受けるかという話になりそうです。

さらに、あかね噺PPPを喰った可能性もありそうです。
いきなりこの順位ですからね。
しかし、PPPはカラーも貰って編集部も期待していたでしょうからもう少し続くかも?とは思っています。

ちなみに、ワンピース、ブラッククローバー、ハンターハンターと3作も休載している状態です。
ハンターハンターを出すのは他の先生にアレかもしれませんけど、少し前だったら考えられない話です。
ジャンプは紙面の関係で無理やり毎週描かせる事が多かったので、少しは良くなっているんでしょうかね。

来週はヒロアカ、呪術廻戦、あかね噺、ドロンドロロンと盛り上がる展開になりそうです。
楽しみですね。

今週も最後まで読んで頂きありがとうございました!
また来週!

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