dactyl manuformを作る
dactyl online generatorで作った話です。
初めての手配線で理解が進んだ部分もあり勉強に良かったです。
https://ryanis.cool/dactyl/#manuform
このサイトでモデルを作成・ダウンロードします。
もちろん印刷もするんですが、国内サービスだとかなり高額になってしまうので海外サービスがおススメです。
3Dプリンタを持っているとなお良し。
配線
スイッチソケットの固定(グルーガン)
ソケット間のはんだ
マイコンへのはんだ
こんな順で作業しました。
基本的には縦と横で繋いでいけば大丈夫。
私はcorneと同じ配列にしたので配線もcorneと同じにしました。
ファームウェアも流用できるので安心。
この配線をしてキーマトリクスについての理解が深まりました。
自作キーボードの設計を考えてる方で、ファームウェアも基盤もなんも分からん状態だったらやってみると良いかも?
別にdactylじゃなくても持ってるキーボードを手配線して基板を使わずに実装してみるとかでも勉強になる気がします。
ファームウェア
マイコンまで繋いだらファームウェアを書き込んで動作確認しました。
結構書き込めずに苦労しました。
デバイスマネージャーで認識を確認しながらやってなんとか成功しました。前述の通りcorneの物を書き込みました。
この状態でキーを押せば入力できる状態なので一応使えます。
もう少しかっこよくなるように調整しました。
ケースとの結合
TRRSケーブルとUSBケーブルが繋ぎやすいようにケースに接着しました。
あと、写真で触れておきたいのが、延長ケーブルです。
これめっちゃ便利でした。
写真のようにマイコンとケースの中継用途で使用しました。
dactyl系を考えている方は取り合えず買って損はないと思います。
長さも色々あるので合うものを。
こんな風にPCと繋ぐケーブルが差しやすくなりました。
ケース側とはエポキシ樹脂で固めました。
ボトムプレート
私はfreecadユーザなので本体のstlをインポートして本体の底面を切り出しました。
それに厚みを付けてボトムプレートを作りました。
それに適当に買ったM2くらいのネジでとめました。
これは磁石とクリップみたいな組み合わせの方が簡単だったかもしれません。
完成
おまけ
コンセプトはサムクラスタが干渉しないようにするでした。
しかし親指が遠すぎても使いにくい事が分かったりして結構トレードオフがあるみたいです。
今後の課題です。
最近はトラックボールを載せたモデルが流行っていますね。
そっちもちょっと気になります。
とは言え次はcorneのケースを作ろうかな、と。
3Dプリンタを買った時に思いついて作っていなかった構想があるので実現出来たらいいなと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。