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中小企業診断士試験に初年度合格!本気で学んだ1年の総括

昨日、中小企業診断士試験のラストとなる口述試験の結果が発表された。合格だ。口述試験はほとんどの人が受かるとはいえ、正式に発表されたのを見てようやく安心した。

(追記)合格証書が届いて、ようやく実感が湧いてきた。

2023年12月に、1次試験がどんなものかもよく理解しないままこの資格を目指すことを決めた。その先の2次試験など、霞の中に見えるかも定かでないおぼろげな存在、というところからの出発だった。それでもいろいろな支えを頼りに、何とか1年目で最後まで突破できた。

noteでも、いいねやコメントにずっと励まされてきた。皆さま、ありがとうございます。

「目指すからには受かりたい、でもすんなり受かる自信はどこにもない」。これが、スタート当初から最終結果が出るまでの一貫した私の心境だった。

noteには、「1次試験の過去問を初めて解いてみて打ちのめされた」とか、「2次の模試がうまく行かなかった」など、苦戦の様子もそのまま書いている。勉強がスムーズに進んでいくことはないと確信していたから、ダメな部分も含めて記録していこうと決めていた。実はそうした記事の方がよく読まれている。

そんなこんなで、最後までどれほど力が付いているのか自分では判別できず、でもとにかくあきらめず前に進んでいこうとした。その結果、ここまでたどり着けた。

破れやすくてすぐに吹き飛ぶ極薄の紙を1枚ずつ重ねていくように、少しずつ知識を増やし、解答のスタイルを自分の中に落とし込む1年だったと思う。

本気の学びを長期間継続できたことが、まずうれしい。ひたすら暗記を試みていたような高校生の頃とはずいぶん違う学び方だったと思う。

そして、その学びが結果につながったこともも嬉しい。

本気の学びを続けるにはこれだけの気力と体力と覚悟が必要なんだと、実感することができた。

そして、これだけのことをやると、上手くいけばこのあたりまで到達できるんだというひとつの指針を作り上げることができた。あくまで、上手くいけばの話だが。

これは逆にいうと、これぐらいのことをしたければ、このぐらいの時間やエネルギーを投入しなければならないという肌感覚でもある。

こうした感覚を、大学受験とかをしていた「昔の自分」ではなくて、「今の自分」という基準で体得できたことが、この先に向けて大きな意味を持っていくのではないか。何となく、そんな気がしている。

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