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【社員紹介インタビュー#3】執行役員・CTO最高技術責任者|五十嵐 秀之

五十嵐 秀之(イカラシ ヒデユキ)キャリアサマリー
2008年に高校を卒業後、音楽系の4年生の専門学校に進む。しかし、2012年、4年生の時に中退し、IT企業に就職、受託系の開発を担当。その後、数社転職や自身で起業もしながら、業務委託でSCOグループ(当時:スマートチェックアウト)と仕事を始める。その後、正社員として入社。現在は執行役員・CTO最高技術責任者を務め、システム開発、保守など全体のマネジメントを行っている。趣味はピアノと料理。

流れに身を任せた先にあったエンジニアの適性
かっこいいストーリーがあるわけではないんです。(笑)惰性と言ったらよくないですが、恥ずかしい話、20歳になった年に4年制の専門学校を4年目で中退しました。「このまま就職しないと実家に帰ってフリーターになってしまう」当時はそんな瀬戸際だったのですが、東京で就職先を探しても専門学校を中退したので最終学歴は高卒。そうなると就職も簡単じゃないことはわかっていました。その上、高卒で知識も経験もなくて何をしていいかもわからない状態、さらに体力もあまりないので肉体仕事も難しいと思い、デスクワークで未経験OKという仕事を探していました。ただ、ちょうどその当時、IT業界は本当に誰でもいいから人手が欲しいという時代でしたから、流れに身を任せて潜り込んだというような形でエンジニアという道に進みました。
潜り込んでみた結果、最初は「本当にしんどい」「辛い」と思うこともありましたけど、適性が多少あったことと、どちらかと言うと好きな範囲の仕事だったということもあり、気がついたら10年以上やっているという感じですね。

最初は業務委託、気がつけば最高技術責任者に
実はSCOとは元々、業務委託の関係だったんです。何度か転職をしていましたが、当時は前の会社の上司と起業したシステム開発の会社で案件を探していた時でした。そんな時にSCOから案件があるかもと声がかかり、直接お話を聞きに行ったんです。受注したい案件があるので自社のエンジニアが欲しいというお話しでしたが、自分でも会社をやっていたので一旦お断りしたんですね。ただ委託業務という形でも構わないということだったので少しずつご一緒しているうちに今のように正社員でお世話になることになったんです。
その中で今はSCOで執行役員・CTO(最高技術責任者)と言う肩書きをいただいてます。すごく立派な感じがしますが、Pay Lightをつくるチームのマネージャーの役割ですね。
PayLight以外の自社のシステムを抱えていたり、保守のチームがあったりするので、その全体を見るマネジメントという仕事をしています。
システム開発の考え方にはQCD(Quality【品質】Cost【コスト】Delivery【納期】)というものがあります。このバランスのちょうどいいところと会社が求めるちょうどいいところを守りながら必要なサービスのアップデートやリリースを最速で行っていくこと、そして常に体制をキープし続けることがシステム部のミッションです。

正解がない中で、全ての人のためになるサービス開発を目指して
私自身、ここの会社に来るまで自社のサービスを作ったことがありませんでした。今までは基本的に顧客が欲しいサービスを顧客の需要に合わせて作るというものだったので、もちろんその先のユーザーのことも考えますけど、最終的な決定権はお客さんにあるし、顧客にはUI・UXのデザイナーさんとかもいるしという形でした。
それがSCOでは、それらをダイレクトに考える必要があります。これは開発段階では正解が無いんですね。作ってみて、出してみて、反応を見ないと正解かどうかわからない。そんな正解が無い中でマイルストーンを作り、こなしていくことが日々難しいなと感じています。
今は代表の玉井の話すPHR(パーソナルヘルスレコード)という世界線が、どのタイミングでどんな形で実現できるんだろうなっていうのを見たいという興味が大きいです。何年後かにPHRが実現でき、歯科業界、国民全員がうちのサービスをインストールして使っている、そこに携われることを考えると、SCOにいることがすごく貴重な経験だなと常に思いますね。


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