独身者の都市住宅7 解説
前回の写真で、この家がどんな場所にあるかを知ってもらった上で、この写真を見てもらうと、この家の良さとか窓から見える世界をイメージできると思います。そうすると・・・「お~~」と思ってもらえますか?^^
「2階なのに怖くない?」
と思った人は、正しい!2階だけど、崖上の2階ですから、かなりの高さです。
子供のいる家なら絶対にやりません。やったとしても、外に手摺を作ります。独身のしかも男の人だから、思い切りました。そこまでして大きな窓にする価値があるからです。
窓を床までにしないと、前の木を取り込む事ができません。窓を大きくしても、向かいの建物とはかなり離れていますので、気にせず、景色を堪能できるのです。窓を大きくしない理由はありません。その効果は絶大でした。最高に気持ちいいです。
窓を開けて外気と一体になれば、まるで木の上にいるような気にもなります。すごい「非日常感」を味わえます。
とは言ってみても、窓に近づいた時の最低限の安全は確保したいと思いました。そのために、窓の手前に、木で十字の手摺を作ってあります。でも・・言われないとわからないですよね。さらにそれは、アルミサッシの部材の「線」を消す役目もあります。いや、実際見えてはいますが、でも、ちょっと「アルミサッシ感」が消えてるんです。
あ~もしかしたら、写真じゃ なかなかわかってもらえないかも。。(^^)
と・・・こんなふうに たかが窓でも、設計というのは、いろいろ考えてるんです!^^
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ちょっと、投げ銭 というものをつけてみました。
なるほど! と思う事あれば、よろしくお願いします。^^
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