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家が変わる=家族の在り方が変わる

藤沢で「家の購入」をお考えの方といっしょに内見しお打ち合わせした後、横浜市瀬谷区という街に行き知り合いのカフェに遊びに行きました。

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ひめ風堂(ベビーマッサージと絵本カフェ)

ベビーマッサージというだけでなく子育て中のママさん達の良き理解者である女性のお店です。小さなお子さんのがいてもいなくてもそう遠くないのであれば行ってみてください。そして話しをしてみてください。まっすぐに向き合い答えてくれる人です。

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その人も十数年前、戸建て購入のご相談でお会いしました。カフェを始めたのが4年前?。それ以前にはたまにお会いしていましたが、お子さんも成長し、お仕事も忙しいので最近はなかなかお会いできません。

久々にお会いしました。

話しをしていて

家で家族の関係が変わった、という事を言われました。夫婦仲が悪くなったとかそういう事ではありません。

お子さんも含め、家族それそれが自分のペースでそれぞれの場所にいる時間が増えてきたそうです。

お子さんが小さかった頃は「家族みんないつも一緒!」みたいに考えられていたのです。その頃には、今みたいな状況を全く考えた事はなかった!と。。

「家族のために・・」若いご夫婦には一番大事な想いだと思います。

でも経験上「家族」という絶対的な集合体や価値基準は、変わっていきます。

お子さんが小学生くらいまでは、個室よりも「みんなの顔が見える」とか「家族の気配」を大事にしたいという考えが普通かもしれません。

それ以降は、子供も自分の時間や空間を必要としていきます。

家族が大切なのは何歳になろうが変わらない普遍的な事です。

でも、家族がみな常に「同じ部屋にいたい(いて欲しい)」とか「気配が感じられるように」というふうに思い続けているかと言うと、それもまた違ってくるものです。

もちろん「そんな事ない」というご家族もいるでしょう。

それはそれで素晴らしい事です。ただ、やはり家族の在り方は様々。

特に現在は、個々人が「どう生きるか」を考える時代ですから、家族とともに「自分」の存在も大切なのです。そうすると、むしろ「家族と少し距離をとれる」事が必要になる時も出てきます。

子供も成長し大人となっていけば家族それぞれの充実が、家族が良い関係でいるのに必要な条件のように思います。

となると、その昔作られた「幸せなマイホーム」像は、すでに存在できないのです。

「応接間」という家の中で威厳のあった場所がなくなったように、これまであった「LDK」という概念もなくなっていくのかもしれません。


現実に「リビング」というものを必要としないご家族もいらっしゃいます。

「くつろぐ」という意味での「リビング」ならば、その要素は個人の部屋に移ります。

食事をするという行為のためにはダイニングは必ず必要ですが、唯一それが家族の密度ある接触時間なのかも。。

そこまで極論をする事はないのですが、食事をする、休憩をする、とか、家族の「拠り所」のような「みんなが集まってくる場所」というスペースがあればいいだけなのかもしれません。

そんなふうに、、家族の在り方が変わるとともに、家も変わるものです。

つまり、手に入れた家を、これからどう変わるかわからないのに「終の棲家」と考えるよりも「今」を一生懸命考える事が大切です。

ただし

「家族も家も変化する」事だけは忘れないでください。

今しか使わない物はすぐに不要になります。
本当にこれ必要なんだろうか?・・は良く考えてみてください。

「変化する事」だけが絶対的な真実(なくならないもの)です。


では 良い日を!
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