優先順位は個人で違うわけなので
この記事はアラサーの田舎在住の女が、”なぜ一人の方が気楽になったか”、について吐き出したものです。自己整理のために書いています。
こんばんわ。今日は結婚観に関して。よくある”キャリアと結婚”という話ではなく、結婚ってなんだろうなぁ系の話です。
25歳の頃まで専業主婦が羨ましいと思っていた。理由は
・母がそうだったから
・単に楽そう
・時間に縛られない
そんな環境でわたしも生活したいと思っていた。だけどその生活をするためにはお金がいる。あたりまえだ。よく赤文字系雑誌で取り上げられるような、掛けられるお金によって生活が豊かになると、そう思っていた。
幼い頃は生活費の”せ”のじも知らず、ただただ安全な環境で育ててもらった。習い事も、欲しい物もある程度は許してもらったと思う。大学生になり、生活費を親に払ってもらって、バイトをして、自分の欲しい物を買っていた。その時はなぜか、将来働けば、自分の使えるお金がもっと増えると思っていた(バイト代がそのままスライドするようなニュアンスです)
両親には感謝しかない。
就職して、全てを自分で賄うようになって、生活費以外もお金がかかることがわかった。保険や交際費だ。新卒当時、生きていくのって大変だな(生活費的な意味で)と思ったが、”みんなそんなものだろう”と自分を納得させた。人付き合いでどんどんお金が減っていく。おごってもらうことはあまりなかったなぁ。同期とのご飯がメインだった。他愛もない話で明日も仕事を頑張ろうと思えた。毎月カツカツだったし、貯金なんて後回しにして、流行りの洋服や化粧品を購入していた。実家に帰ってからは、住居費分を家に入れていたが、食費やその他が浮いたのでさらに浪費癖が加速した。必須だった車も購入したので新しくローンが増えた。
結婚したら、夫になる人が生活費を賄ってくれ、幼い頃のようなただただ守られた生活ができると思っていた。夢物語だ。
そんな奇特な人がいたら奇跡だと今なら思う。なにせ、わたしは絶世の美女でもなければ、これといった能力のない平凡な女である。
25歳のときに専業主婦は諦めた。上記の理想の生活をするためにかかるお金を一覧にして、現実的でないと夢から覚めた。気づくのが遅かったなぁ
続いて、では共働きをした場合。子供ができたらどうするのか。当時同棲していた頃は、ただでさえ毎日の生活が忙しいのに、子育てがプラスで入ってくるのか。世の中のママさんを本当に尊敬する。一度ボランティアで幼稚園で1日、子供と過ごしたことがあるが、わたしには完全にキャパオーバーな仕事だったなぁ。多数と自分の子供ではまた違うのだろうけど。
子供を育てるとなると、家を購入し、教育費もかかってくる。ざっくり計算して、足りるかな、と何度も思った。やってみなければわからないと言うし、実際なんとかなっている(内情はどうあれ)子もいるけど、わたしにとってはなかなかの大博打だった。結局は相手と苦しいときも一緒に生活できる覚悟がなかっただけなのだが。
結局はお金なのか?これは賛否両論あると思う。わたしは”収入”で結婚した子も知っているし、”結婚”をどうしてもしたいから結婚した子も知っている。大半の友達は恋愛結婚だが、中には昔ながらのお見合いで結婚した子もいる(親が許可した相手と見合いをした)
みんなそれなりに上手くいっているんじゃないかと思う(実情は知らないけど、ネタにはしてくる)が、それはそれと割り切っている感もある。べつに本人がそれで良ければそれでいい。わたしはそれが嫌だっただけなので。
”結婚はノリと勢い”で結婚した子もいたなぁ。でもそれは結婚ありきの話でちゃんと覚悟を決めていたので尊敬した。わたしはどうしても結婚したい!というタイプの人間ではない。
生活していく上でその人も大切にしたいし、お金もあればなお良い。
現実はそんなに甘くなかったわけで。結婚は”できたらいいな”で、できるものでもないし。自分が楽に生きられる環境で、その中に結婚っていう選択肢があればいい。
周りが結婚して、自分はまだ独身だから結婚するという選択肢をとればきっと自分がしんどくなるだけなので、できなければそれでいい。本質は自分が可愛いのだろう。結局は相手次第で、そんな相手に出会えた、見つけにいった友人たちは努力をしてきたわけで。
また明日書きます。
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