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ヨーロッパ文化教養講座(2024年2月26日 反田恭平+JNR@サントリーホール 鑑賞記)

2024/03/01
反田恭平+JNRツアーの千秋楽をサントリーホールで聴いた。
JNRツアーは、下関公演、福岡公演についで3回目。
今回は珍しくサントリーホールツアーの切符がとれたので、追加公演だったのかもしれない。

日時:2024年2月26日(月) 開場:18時15分 開演:19時
会場:サントリーホール
プログラム:
前半
1)ラヴェル:クープランの墓(管弦楽版)
Ravel:Le tombeau de Couperin (orchestra ver.)
2)プーランク:ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲 『オーバード』
Poulenc:Choreographic Concerto for Piano & 18 Instruments "Aubade"

後半
3)モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲
Mozart:"Don Giovanni" Overture
4)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 二短調(ピアノ:反田恭平)
Mozart:Piano Concerto No.20 in D minor (Kyohei Sorita, piano)

アンコール:
5)モーツァルト:クラリネット五重奏の第2楽章
6)シューマン・リスト:献呈

コメントと感想:
1.全体的な印象として、やはり、サントリーホールは音が良い。
JNRメンバーの若々しい大きな音は魅力だと思う。
若々しくてテンポ感が小生的にはちょっと早すぎると感じられた部分があった。(特に、4)の第3楽章)

2.前半の曲は2曲とも初めて聴いたが、オーケストレーションも巧で、
2) のピアノも演奏が映える曲だった。
2)は、ヴァイオリンが居なくて、ヴィオラがコンマスというのも珍しかった。

3.3)は、堂々とした立派な演奏。

4.4)1楽章のカデンツァは、ベートーヴェンのもの。
3楽章のカデンツァは、初めて聴いた。もしかしたら、反田君作曲かもしれない。
4)の3楽章のテンポはちょっと速すぎると感じた。あまり早いと、焦っているようにきこえるので、もう少しテンポは考えた方が良いのではないかと思う。
個人的には、反田君はピアノを弾くときは指揮をしないほうが良いかなと思っている。

5.アンコールは、2曲とも素晴らしかった。

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