ヨーロッパ文化教養講座(1992年 アメリカ映画「遥かなる大地へ」鑑賞記)
2024/01/12
予備知識なしで観たところ、主人公がトム・クルーズとニコール・キッドマンの若いときの作品であることが後でわかった。
重要なモチーフは「土地」だと思う。
舞台が、痩せた土地を象徴するアイルランドから、豊かな希望にあふれた土地を象徴する新大陸アメリカへ移る。
アイルランドでは、大地主の娘とその小作人という身分違いの関係だった2人が、アメリカでは同じアイルランドからの移民という被差別階級であり、そこから脱出するのは成功する(土地を手に入れる)しかないのだ、という設定が良かった。
コメントと感想:
1.トム・クルーズとニコール・キッドマンが夫婦だったときの作品とのこと。実生活の夫婦がラブストーリーを演じるのは、俳優としては、面白いのだろうか。
2.無理矢理ハッピーエンドにしてしまったので、記憶には残らない映画かも知れない。
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