ヨーロッパ文化教養講座(2003年 アメリカ映画「めぐりあう時間たち」鑑賞記)
2023/12/28
2003年ニコール・キッドマンがアカデミー賞の主演女優賞を受賞した作品。20年前の映画がWOWWOWで放送されたのは、今年の2月に、MET(メトロポリタン・オペラ)でオペラ化されたからだと思われる。
コメントと感想:
1.この映画は、以前途中で話がわからなくなって挫折したことがある。
今回も最後の方まで、良く意味が解らなかった。いや、見終わった後も解ったという気はしない。
2.たぶんモチーフとなった「ダロウェイ夫人」を読まないと解らないのだろうとは思いつつ、最後まで見通せたのは、やはり、3人の大女優にカリスマがあるからだろう。
3.3人とも、もちろん美しい女優であるが、全体の雰囲気に特徴があり、存在感が半端ない。そこが、モデルとの違いなのだろう。ジュリアン・ムーアも、どの映画でも、松阪慶子に似ているなと思ってしまうが、ジュリアン・ムーアも松阪慶子もスター女優となるオーラがあるからだろうなと思った。
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