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ヨーロッパ文化教養講座(2024年6月30日 加羽沢美濃+廣津留すみれ ディナーコンサート)

2024/07/02
露天風呂から桜島が見える、SHIROYAMA HOTEL Kagoshima で、ディナーコンサートがあった。
出演は、作曲家でピアニストの加羽沢美濃さんと、ヴァイオリニスト、コメンテーター、教育者の廣津留すみれさん。
幸いにして、最前列の席だったので、お二人の演奏中の表情がよく見え、また、音もダイレクトに届いて、とても充実した1時間半だった。

数曲の有名な映画音楽以外は、直前にお二人で曲を決めた感じだったが、
覚えている範囲で言えば、

1.協賛の第45回霧島音楽祭事務局より、挨拶とお二人の紹介
お二人が入場
2.
1)先ずは、エルガーの「愛の挨拶」が挨拶代わり
2人の挨拶の中で、廣津留すみれさんは、大分市出身だが、鹿児島市は初めて来たとのこと。また、美濃さんとすみれさんの家が近くて、時々バッタリ会うことがあることなど、和やかに話す。

2)次の曲は、アルゼンチンの有名な歌手で最近亡くなり国葬もされた、人の曲とのこと(名前は聞き取れなかった)
廣津留すみれさんが、昨年アルゼンチンに行った話を熱く語り、

3)さらに2曲:ピアソラのバラード風の曲
 ピアソラの曲でこんなにゆったりとした曲があるとは知らなかった。
この辺りから記憶が定かでないが、

4)加羽沢美濃さんの曲とシネマ・パラダイスを弾いて、廣津留すみれさんは、一時舞台を降りる。
->すみれさんは、「シネマ・パラディソ」と言ったのは、明らかにスペイン語の題名 アルゼンチンでレコーディングするくらいだから、多分、スペイン語も出来るのだろう。

5)美濃さんが、ソロで、自分の曲を2曲
その内、1曲は、美濃さんが音楽を担当した「出口のない海」
->演奏前に「出口のない海を観たことのある人は?」と美濃さんが、言ったところ、200席ほどもある満員の会場で、手を挙げたのは小生ただ一人
小生は、上野樹里さんが、ヒロインだから観たのだが、さすがにそうは言えない。

6)すみれさんが、再登場して、リクエストコーナー
何でも良いというので、小生が「フランクのソナタの最終楽章」と言ったら、美濃さんが、「20年リクエストコーナーをしているが、初めてのリクエスト」と言って、お二人とも少し焦っておられた。
->ご迷惑をお掛けしてすいません。
結局、最終楽章ではなく、第二楽章の出だしをすみれさんが、弾いたが、
とても嬉しかった。

7)後は、美濃さんの曲、「雨に唄えば」、「ムーリバー」を弾いて、
ラストは、「チゴイネルワイゼン」。
途中で、「フライングぶらぼお」があったが、すみれさんは、微動だにせず、この超絶技巧曲を楽楽と弾ききった。

多彩すぎる才能を持っている廣津留すみれさんは、今後どのような道を進むだろう。とても興味深い。



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