ヨーロッパ文化教養講座(イタリア語)

2022/09/10
今日はイタリア語のリモートレッスンの日だった。
先生(40代女性)は、ナポリから内陸に行ったところにあるカンパーニャ州境の田舎町(名前は忘れた)の出身。ローマ大学で、何年前に日本に来たかは忘れたが、八年前に、日本人と結婚して、現在は、大阪在住。イタリア語学校の校長。
このレベルの先生から、英語を習うと多分時給1万円は払うことになると思うが、イタリア語はマイナー言語で、生徒はほぼ趣味でイタリア語を習っているひとたちなので、時給3000円で、教えてくれる。

今日の話題で印象に残っているのは、毎週、実家に一人で住んでいる父親(Padre)から電話が来て話すらしいのだが、先週話題になったのは、

1.ベルルスコーニ(元イタリア首相 数々のスキャンダルがあり、マフィアとの癒着も指摘されているが中々塀の向こう側に行かない政治家 根強いファンがいる)が又復活しそうだと聞いて、ベルルスコーニとエリザベット(エリザベス女王)、どちらが先に天国に行くのかという話をしたら、エリザベス女王が先に呼ばれたという話。(つまり、ベルルスコーニ嫌いの先生としては、しぶといということを強調したかったのかと思う)
ベルルスコーニは、仕事や学業で来日するような、開明的な人たちには、本当に人気がないらしい。

2.父親が、風邪声だったので、コロナ感染したのはないかと聞いたところ、抗原検査キットでは陰性だったとのこと。この父親は、ワクチン接種はちゃんと4回しているのに、薬は絶対飲まない主義の人で、熱がでても、解熱剤を使っても、本当の熱源は、外にでないので、自分の体で追い出すまでほっておくのが、主義だそうだ。
先生がこどものときに、インフルエンザにかかって苦しんでいても、薬を与えなかったという話だった。

本当に、いろいろな考えの人が世界中にいるのだな。としみじみ思った。

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