ヨーロッパ文化教養講座(NHKクラシック音楽館 反田恭平&JNO@東大寺 +α)
2023/12/04
昨夜のNHKクラシック倶楽部。
コメントと感想:
1.10月14日東大寺の反田君とJNOのコンサートの中継。
大雨の中、大仏様の前に舞台を作り、雨よけ用のビニールテントを建てて、その中に反田君、グランドピアノ、オーケストラのメンバーが入って演奏する。
観客は、雨ざらしの中、カッパを着て鑑賞。
本当に、寒々しい気の毒な映像になってしまった。
反田君は、「雨男である」と自称しているので、屋外のコンサートは、今後しないほうが良いかなとさえ思ってしまった。
2024.2.26追記:
藤田真央君も雨男だと本の記事に書いてある。
2.ただ、さすがに、NHK。ありとあらゆる所に、マイクを付けて、JNOの音を拾ってミキシングした音は、雨音がBGMに聞こえたほど、しっかりとしたオーケストラの音であった。
3.一曲目は、ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ。ピアノソロでしか聴いたことがなかったので、後半の華麗なる大ポロネーズの部分から協奏曲になるというこの曲が新鮮に感じた。
反田君のピアノの綺麗な音は、NHKのマイクが良く拾っていた。
だた、やはり、弾き振りの反田君のピアノは、いつも少し乱れを感じるのは、小生だけであろうか。
4.ブラームスの1番は、テンポも音も、とても好きな演奏だった。
反田君の指揮のスタイルも見る度に、指揮者らしくなってきていると思う。
このまま、アシュケナージを目指して欲しい。
5.後半は、雨が降っても大丈夫な、池袋の芸術劇場のN響の定期演奏会から。
パデレフスキのポーランド幻想曲は、初めて聴いたので、反田君の演奏がどれくらい凄いのかはわからないが、終わったとき、いつも剽軽な原田慶太楼マエストロが本当に満足そうな、幸せそうな顔をしたので、会心の出来だったと思われる。
終曲後、原田マエストロから促されて、反田君のソリストアンコール。
曲は、ショパンのマズルカのどれかを軽々と弾いた。
(ショパンのマズルカは50曲以上あって、小生はまだ魅力がわからないので、判別できなかった。)
6.2024年2月の反田君&JNOのコンサートをチケットをゲットしているので、楽しみにしている。
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