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エンター・ザ・ミュージック(ベートーヴェン、不滅の恋人(再放送)2015年6月30日)

2023/12/06
先日のエンター・ザ・ミュージックは、8年前の再放送だった。
司会の藤岡幸夫マエストロ、関西フィルの主要メンバー、又、ゲストの新井鴎子さんも、ずっと変わらないなと思って放送を見ているが、やはり、8年前は今より若いなと思った。

特に今回は、藤岡幸夫マエストロのお得意の恋愛ネタなので、少しハイになっているようだった。

取り上げた曲は、ベートーヴェンが唯一誰にも献呈していない、交響曲第8番。軽快でおしゃれな隠れた名曲。

この曲を作曲中(1812年7月6日、7日)に「不滅の恋人」宛てに書かれ、配達されなかった手紙があった。

その「不滅の恋人」とは誰かという研究はずっと行われているようだが、
候補としては、
1)ヨゼフィーネ・ブルンスヴィック (1779年3月28日 - 1821年3月31日)
2)アントニー・ブレンターノ (1780年5月28日 - 1869年5月12日)
*上の写真:どことなく、ダウントンアビーのイーディス役を務めた、ローラ・カーマイケルに雰囲気が似ているなと思った。

藤岡幸夫マエストロと新井鴎子さんは、2) のアントニー・ブレンターノ説を支持していた。

ただ、WIKIによると、ベートーヴェンは、1812年7月3日にプラハで、「不滅の恋人」と会っていることは確実だそうた。
状況証拠から見れば、1)のヨゼフィーネ・ブルンスヴィックが、不滅の恋人である可能性が高いと、WIKI作者は言っている。

いずれにせよ、「真実は藪の中」なのだろう。

1994年の映画『不滅の恋/ベートーヴェン』という映画では、映画の独自の脚色がされているようだが、それからも新発見や新説があるのだろうから、それを踏まえて、再映画化してもらいたいなと思った。


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