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ヨーロッパ文化教養講座(フィガロの結婚 シナリオ読破プロジェクト46 感想)

2023/08/02
モーツァルトの三大オペラ・ブッファすなわち、「フィガロの結婚」・「ドン・ジョバンニ」・「コシ・ファン・トゥッテ」は、小生が1番好きなオペラである。

理由を考えてみると、好きな要素として、

1.イタリア語のオペラであること。
2.アンサンブル中心のオペラであること。
3.モーツァルトの音楽。
4.ダ・ポンテの脚本が、庶民向けなこと。(上の肖像画は、ダ・ポンテ)

もちろん、作られた時代が18世紀の終わりなので、身分差別や女性蔑視は当たり前だが、貴族階級の(特に)男性が、自らがまいた種であったり、庶民たちの見事な企みによってであったりして、ギャフンと言って降参するのは、痛快である。

今回、「フィガロの結婚」を小瀬村幸子先生の訳本を参考にして、辞書をひきながら、シナリオを読了した。

250年くらい前のイタリア語だが、小学館の伊和辞典で、殆どの単語が調べられたのは、驚きだった。

だた、古い単語や言い回しが多いのでイタリア人でも、いきなり聴いて理解できない部分はかなりあると思った。

今度は同じ小瀬村幸子先生の「コシ・ファン・トゥッテ」に挑戦したいと思っている。

「コシ・ファン・トゥッテ」は、話の内容は「フィガロの結婚」に比べると単純だが、さて言葉自体はどうであろうか?

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