ヨーロッパ文化教養講座(2023年11月23日 朴 葵姫(パク・キュヒ)+東京シティ・フィル 鑑賞記)
2023/11/27
この日は、NHKホールで、庄司紗矢香+イスラエル・フィルの公演を聴く予定で切符も発売日にゲットしていた。
ところが、イスラエル+ハマスの衝突のため、イスラエル・フィルが来日できなくなってしまい、公演はキャンセルになってしまった。
地方在住者の辛いところであるが、旅程を変えるのが難しいため、
急遽調べたところ、一度聴きたいと思っていた、ギタリスト パク・キュヒさんのコンサートを見つけて、こちらを聴いてきた。
パク・キュヒさんは、NHKクラシック倶楽部で初めて知ったのだが、ギターの濁りのない音がとても印象的だった。
日時:2023年11月23日(木) 開場:14時15分 開演:15時
会場:江東公会堂 ティアラこうとう
オーケストラ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:松本 宗利音(しゅりひと)
ギター:朴 葵姫(パク・キュヒ)
プログラム:
1)グリンカ:スペイン序曲第1番「ホタ・アラゴネーサの主題による華麗なるカプリース」
2)ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
3)ソリストアンコール:
タレガ:アルハンブラの思い出
休憩 15分
3)ドヴォルザーク:序曲三部作「自然と人生と愛」 作品91~93
コメントと感想:
1.指揮の松本宗利音さんは、WIKIによると、この演奏会の前の日11月22日に30才になったばかりとのこと。
東京芸大の指揮科の出身で、ドイツの名指揮者故カール・シューリヒト氏の奥さまから許可をもらって、名付けられたということなので、音楽家の一家なのだろうと思った。
2.2)のアランフェス協奏曲は、昨年3月の反田君+村治佳織さん+JNOの演奏会で、2回聴いたが、パク・キュヒさんの音は本当にクリアーで小生は村治さんの演奏より好きだった。
3)のアンコールのアルハンブラの思い出の音もとても良いと思った。
大ホールでの演奏なので、アンプ+スピーカーを使用することになるが、
この装置の調整も良かったのかも知れない。
3.村治さんとパク・キュヒさんは、演奏は聴いたことはないが、同じ福田進一さんを師匠としているので、世代は違うがお互いに切磋琢磨しているのかなと思った。
4.今回のプログラムは、アランフェス協奏曲以外は、あまり聞いたことがなかったが、オーケストラは、金管の音も揃っていて、とても良かったと思う。
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