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ヨーロッパ文化教養講座(世界ふれあい街歩き「南イタリアの宝石 レッジョ・カラブリア」)

2023/01/26
NHK世界ふれあい街歩き カラブリア州のレッジョ・ディ・カラブリアの街歩きを見た。

カラブリア州は、イタリア半島をブーツに例えると、つま先にある州。
レッジョ・ディ・カラブリアの街は、シチリア島をボールとすると、ちょうどそのボールを蹴っている位置にあたる。

街並みは、通りも広く、建物も新しく、新しい街にみえる。
理由は、2回の大地震で古い建物が崩壊したということ。
地下にはしっかりと古代ローマの遺跡が眠っている。

街歩きは、ガルバルディ大通りからスタートした。
ジュゼッペ・ガリバルディは、イタリア統一運動の中心人物で、シチリアで蜂起し、メッシーナ海峡を渡って、イタリア半島を攻め上った。
ちょうど、このレッジョ・ディ・カラブリア辺りに上陸したのではないかと思った。

街歩きのカメラは、魚屋でムール貝を洗浄する機械を映したり、肉屋の入り口前で豚1頭の丸ゆでを映したり、焼き栗を炭火で焼いている店を映したり、ナポリの揚げピザの販売車を映したり、主に食の紹介が多かった。

歴史的には、ギリシャ、ノルマン、スペインいろいろな外国の影響を受けて、独自の文化が育ったということが、興味深かった。
また、イタリアという名前も、昔のレッジョの王の名前が由来だということだった。

レッジョのサッカーチームは、「レッジーナ1914」というチームで、かつて中村俊輔が在籍したとのこと。

日が短い季節に撮影したせいか、人通りも少なく、活気がないように感じた。
ただ、シチリア島を臨む海の景色は最高で、夏のシーズンには、観光客であふれかえるのだろうと思った。


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