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ヨーロッパ文化教養講座(エンター・ザ・ミュージック 田中カレン作曲、長谷川陽子チェロ「アーバン・プレイヤー」)
2023/11/06
今回のエンター・ザ・ミュージックは、チェリストの長谷川陽子さんをゲストに迎えて、田中カレン作曲「アーバン・プレイヤー」の公演からだった。
長谷川陽子さんは、名前だけは知っていたが、チェリストがスポットに当たることはあまりないので、初めてどういう人がわかった。
長谷川陽子さんは、両親ともにアマチュアの演奏家で、父がヴァイオリン、母がピアノを弾くが、2人が晩酌後に演奏する音が「酷い?」ので、自分はそれ以外の楽器を弾きたかったそうだ。
スマホの写真で、愛犬3匹の紹介をして、「実のこどものように」と話したことろ、早速、藤岡幸夫マエストロが「男の子がいたんじゃない?」と突っ込んだところ、「彼は24才。最愛の恋人です。」と、直ぐに返したところが面白かった。
曲は、世界で活躍する日本人現代作曲家の田中カレン氏の曲。
藤岡幸夫マエストロは、日本人の作曲家を良く取り上げているのに、好感を覚える。
ただ、あまりにも前衛的だと聴く気にならないが、「アーバン・プレイヤー」は、2003年~4年の曲で、前衛からロマン後期くらいに回帰していて、聴きやすい曲だとおもった。
テーマは、題名通り「祈り」であり、チェロのゆったりとした響きが祈りに効果的に使われいて、長谷川陽子さんも、巧に表現していたのが、印象的だった。