ヨーロッパ文化教養講座（「題名のない音楽会」 反田恭平が描く未来の音楽会 録画鑑賞記）

2023/03/20
週末、「題名のない音楽会」番組放送2800回記念シリーズ第4弾、反田恭平＋JNR（ジャパン・ナショナル・オーケストラ）が登場した。
収録はJNR本拠地の奈良県のコンサートホールだった。

反田君は、当番組に31回目の出場とのことで、初回登場が2015年とのこと。
小生が反田君を知ったのもこの番組からだった。
この番組は、今から大家になるような若い演奏家を多数出演させていて、小林愛美、藤田真央など、この番組で知った演奏家は数知れない。

今回は、一曲目が反田君の十八番の「猫のワルツ」をソロで、二曲目がJNRを弾き振りで、ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番の2楽章と3楽章をたっぷり聴かせてくれた。

反田恭平＋JNRのコンサートは、昨年11月3日の下関公演を聴きに行ったが、このときも、同じ4番のピアノ協奏曲を弾き振りした。

このときよりも、さらに弾き振りも進化させたのか、たいへん落ち着いて、JNRと同期し、かつ、相変わらずのダイナミックな演奏を聴かせてくれた。

また、JNRコンマスの岡本君が、第2ヴァイオリンの首席を務めていたのも少々驚いた。

小生はくじ運も弱いので、反田君のコンサートには今後、何回行けるかわかならいが、このままJNRと共に世界中で活躍して欲しいと思う。