2024/10/01
個人的採点は、★★★
(★★★は、再び観たいとは思わないが、退屈せず、観ていた時間は楽しめた作品)
映画の「異文化を知る」という効能を最大に感じた映画。
フィクションである映画を手段として、思想・表現の自由を封じられたイランの現状を監督が糾弾したかったのだろうと思った。
見た目は温和な感じの監督だが、権力に弾圧されても反抗する強い人なのだなと思う。
映画の中で、主演(である監督)がトルコへ密入国する寸前で思いとどまるシーンがある。監督の愛国心と自由を求める葛藤を表現しているのかなと思った。