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ヨーロッパ文化教養講座(「DOCあすへのカルテ」の舞台 ミラノ)

2023/02/22
シーズン1が終わってしまった「DOCあすへのカルテ」の舞台はミラノの病院である。ほとんどは、病院内の出来事なので撮影はセットで行われたのだと思うが、時々、懐かしい観光名所が出てくる。

ミラノは、イタリアの北の玄関口

日本からのツアーは、ミラノへ降り立ち、ベネチアやフィレンツェ等を観光して、ローマから帰国の途へつくコースや、その逆のコースが定番だった。

小生も、1995年に初めてイタリアに行ったときは、そのどちらかのルートだったと思う。
(通貨がリラだったことと、物価が東京の半分くらいだったことを思い出す。隔世の感ありですね。)

ミラノは、ビジネスの中心ではあるが、観光名所は少ない。

ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)、その脇にある、ヴィットリーオ ・エマヌエーレ2世のガッレリア(今日の写真)、それを抜けると、レオナルド・ダ・ビンチの像が建っている小さな公園の前に、スカラ座(ガブリエルがアルバをオペラに誘っていた)がそびえ立つ。

場所は少し離れているが、スフォルツァ城(中に、ミケランジェロの最後のピエタ像の展示施設がある。)

アンドレア・アニェーゼの娘のカロリーナが住んでいた、「ナヴィリオ地区」も散策にお勧め。

これらは、DOCあすへのカルテでも、映っていた。

時間があれば、ブレラ絵画館(イタリア屈指の美術館、膨大なルネッサンス期の名画がある)

予約は必要だが、サンタ・マリア・デル・グラツィエ教会(ダヴィンチの最後の晩餐がある教会)

体力さえあれば、丸1日の観光コースである。

ミラノからは列車で、トリノ、ジェノバ、ベルガモ、クレモナ、ベローナ、ヴェネツィア、フィレンツェなどへ移動して旅を続けることができる。

コロナ渦がほぼ終わった今は、また、イタリアを鉄道で、旅がしたいと夢想する毎日である。

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