ヨーロッパ文化教養講座(「クラシック倶楽部 アンサンブル・ミクスト木管五重奏団演奏会〜弘前市公開収録 録画鑑賞記)
2023/06/15
生演奏では聴いたことのない、木管五重奏団の演奏会を観た。
コメントと感想:
1.東京芸大の学生仲間で作った木管五重奏団が、19年も分裂せずに続いていることに感心した。もしかしたら、同じ木管楽器と言っても、同じ楽器はダブっていないので、プロ野球のポジション争いのようなことが無いからかもしれないと思った。
->それにしても、木管五重奏団にホルンが入っているのは何故だろう。
2.2)モーツアルトの「きらきら星変奏曲」が通称であり、原題は、『フランスの歌曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲』だということを初めて知った。
元々はフランスで流行った恋の歌をモーツアルトがピアノの変奏曲にしたあとに、「きらきら星」の歌詞が付いたということのようである。
3.4)の「日曜美術館」のテーマ曲のタイトルが「ルペラージュ」であること、このテーマ曲の録音に、アンサンブル・ミクスト木管五重奏団が参加していることを知った。
この曲を作曲した阿部海太郎氏は、NHKの朝ドラ「らんまん」の音楽担当だということで現在活躍中の作曲家。
1978年生まれで東京芸大の作曲科出身ということから、アンサンブル・ミクストのメンバーとほぼ同世代ということになる。
4.5)ライヒャという作曲家を初めて知った。WIKIによると、チェコ出身で、ベートーヴェンと同じ1770年生まれ。木管五重奏曲を24曲も書いてこの分野の先駆者とのこと。木管楽器奏者にとってはおなじみの作曲家なのだろうと思った。
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