ヨーロッパ文化教養講座(NHKクラシック倶楽部 ジュリアード弦楽四重奏団 演奏会)
2024/07/30
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番 作品130の4,5楽章(カヴァティーナ)と作品133の「大フーガ」
ベートーヴェン作品130の5楽章を題材とした、ヴィトマンの弦楽四重奏曲 第10番 「カヴァティーナ」(ベートーベン・スタディV)を組み合わせたプログラム
2023年10月20日に紀尾井ホールで収録
ジュリアード弦楽四重奏団は、1946年結成というから80年近い歴史を持つ。
名前の通り、ニューヨークのジュリアード音楽院の教授陣で結成。
WIKI等を見るとメンバーの変遷は、
第1ヴァイオリン 2018年から アレタ・ズラ(ギリシャ) 5代目
第2ヴァイオリン 1997年から ロナルド・コープス(米) 5代目
ヴィオラ 2021年?から モリー・カー(米)4代目
チェロ 2016年から アストリッド・シュウィーン(父が独) 4代目
人種のるつぼニューヨークらしいメンバーだと思った。
また、各パートのメンバーも同時に交代するのではないようなので、伝統的な音を継承しつつ、新しい音の参加によって弦楽四重奏団としてアップデートできているのだろうなと思った。
今回ヴィトマンの曲を取り上げたのも、新しい試みだったのだろうか。
ただ、売れっ子のヴィトマンの曲は、まだまだ小生には難しすぎて、ついて行けないことも再発見した。