ヨーロッパ文化教養講座(おんがく交差点【珠玉のピアニスト・萩原麻未】)
2024/09/11
今年は、2月12日に横浜みなとみらいホールで辻彩奈さんとのデュオコンサート、5月3日ラ・フォル・ジュルネでラベルの協奏曲を聴いた、萩原麻未さんがおんがく交差点に登場
振り返れば、辻彩奈さんとのデュオは、フォーレとフランク、そしてラベルの協奏曲だから、全てフランスの作曲家の曲。
萩原麻未さんは、フランス音楽がお得意だということが、経歴からもお話からも良くわかった。
インタビューの内容
1.高校生のときにスーツケースを引っ張って1人で海外のマスタークラスを受講。
2.ジャック・ルヴィエ先生に出会い、パリ音楽院へ留学。
3.優勝した2010年ジュネーブ国際コンクールは、パリに近いから出場。
あれよあれよという間に優勝してしまった。
4.夫は、ヴァイオリニストの成田達輝さん(1992年生 2012年エリザベート王妃国際コンクール第2位)出会いはパリ。
2人でコンサートをするときに意見が違うこともあるが、お互い寝たら忘れる性格だということ。
演奏曲:
1)ドビュッシー:アラベスク第1番
萩原麻未さんのソロ
->とても柔らかく、しかもアーティキュレーションがハッキリした綺麗な演奏だと思った。
2)ラヴェル:「ガブリエル・フォーレの名による子守歌」
3)フォーレ:「アンダンテOp.75」
大谷康子さんと萩原麻未さんのドゥオ
*フォーレは、萩原さんが学んだパリ音楽院の学院長を務めていた。