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ヨーロッパ文化教養講座(言語学)

2022/09/01

昨日のフランスの夢、辞書を引いてみた。
rêve  (男) とある。La rêve  ではなく、Le rêve が正しかった。
安易にWIKIを頼ると良くないという見本だった。

動詞 rêver の語源を見ると
re+子フランス語 *esver 放浪する <-ガロ・ロマンス語 esvo 放浪の
<俗ラテン語*exvagus <- é + 古典ラテン語 vagus さまよう
不定の(->vague)
と書いてあるので、元々は、ラテン語のさまよう、不定のという意味だったらしい。Vague と親戚だということか。

昨夜、毎日録画している、NHKの「クラシック倶楽部」にレジェンド・マルタ・アルゲリッチが登場して、レジェンド・ギトリスの追悼演奏会の放送があった。
アルゲリッチとギトリスの演奏は、聞いたことがなかったが、名コンビとして有名だとのこと。
ギトリスの役を誰がやったかというと、1997年生まれの辻彩奈さんだった。
辻さんの演奏は、テレビでしか聴いたことはないが、音程がしっかりして、しかも、しっとりとした、小生の好みの音である。
今回の名曲、フランクのバイオリンソナタの演奏もまさにそうだった。
アルゲリッチ先生の伴奏もいつものように、力強い、しっかりとした音で、辻さんの良さを引き出していたと思う。
元気なうちに、アルゲリッチの生演奏を聴きたいがまだその夢は叶っていない。

現在の日本のクラシック演奏者の技術はとても高いと思う。
あとは、個人の好みだと思う。

ヴァイオリンも名演奏者と呼ばれる人たちはたくさんいるが、
小生の現在の一推しは、庄司紗矢香さん。
次推し(というのか?)は、三浦文彰君、辻彩奈さん、岡本誠司君あたりである。

 

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