ヨーロッパ文化教養講座(題名のない音楽会「おとぎ話から生まれたクラシックの音楽会」)
2024/06/22
正しくは、「(ディズニー映画と同じ)おとぎ話から生まれた(名曲揃いの)クラシックの音楽会」と名付けるべきなのだろう。
1.先ずは、「シンデレラ」
クラシックの名曲は、プロコフィエフの「シンデレラ」組曲第1番より「真夜中」そして、「シンデレラのワルツ」
小生は、「シンデレラ」というと、ロッシーニに「チェネレントラ」が先ず頭に浮かんだが、今回は、プロコフィエフだった。
司会の石丸幹二氏が、ゲストの森迫永依(えい)さんに問題を出す。
「シンデレラ」の元になったおとぎ話であるフランスの「サンドリヨン」の意味。
答えは、「灰かぶり」だと、沼尻竜典マエストロが答える。
「サンドリヨン」は、シンデレラの意地悪な義姉がシンデレラに付けたあだ名で、いつも灰を被って、かまどを掃除しているからとのこと。
沼尻竜典マエストロが、神奈川フィルハーモニー管弦楽団を指揮して演奏。コンマスの席には、石田組長ではなく、反田君のJNOのコンマスの東亮太君が座っていた。東君も売れっ子だなと思った。
2.次に、「リトルマーメイド」
曲は、森野美咲さんの素晴らしいソプラノで、ドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」より、「月に寄せる歌」。
問題は、ルサルカは何処に住んでいるかというもの。
リトルマーメイドとは違って、湖がある森の中だそうだ。
3.最後に「美女と野獣」
曲は、ラヴェルの「ラ・メール・ロワ」より「美女と野獣の対話」
ラヴェルは、
美女は、クラリネット
野獣は、コントラファゴット
で表現しているが、神奈川フィルの場合は、クラリネットが中年男性、コントラファゴットが、若い女性が演奏者なので、そのコントラストが面白かった。