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ヨーロッパ文化教養講座(2001年フランス映画「アメリ」2023年 デジタルリマスター版)

2024/08/06
ほぼ20年ぶりに「アメリ」を観た。内容はほとんど覚えていなかったが、映像が原色過剰、そしてフランス映画らしく、ちょっとエッチで、ブラック・ユーモアたっぷりなラブコメ作品で全く飽きずに観ることができた。
オドレイ・トトゥ演じるアメリが、周りの人たちを「自分勝手に」幸せにしようと奮闘する姿に感動した。

オドレイ・トトゥが、公開時に既に25歳だったこと、ヒロインを務めた「ダ・ヴィンチ・コード」は、それから5年後の作品だったことに、ちょっと驚いた。
「アメリ」は、髪型や立ち振る舞いが子供っぽく、ティーンエイジャーにしか見えなかった。

パリ・モンマルトルを舞台に空想好きな女性アメリの日常と不器用な恋の行方をポップな映像とブラックユーモアを交えて描き、フランスのみならず日本でも大ヒットを記録したロマンティックコメディ。

幼い頃から空想の世界で過ごしてきたアメリは、そのまま大人になり、モンマルトルの古いアパートに1人で暮らしながらカフェで働いている。他人とのコミュニケーションは苦手だったが、偶然発見した宝箱を持ち主に返したことをきっかけに、誰かを少しだけ幸せにすることに喜びを見出すように。そんなある日、アメリは他人の証明写真を収集する不思議な青年ニノと出会い、恋心を抱く。

オドレイ・トトゥが主人公アメリを魅力たっぷりに演じ、「クリムゾン・リバー」など監督としても活躍するマチュー・カソビッツがニノ役で共演。監督は「デリカテッセン」のジャン=ピエール・ジュネ。2023年、ジュネ監督監修のデジタルリマスター版でリバイバル公開。

2001年製作/121分/フランス
原題:Le fabuleux destin d'Amélie Poulain
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2023年11月17日
その他の公開日:2001年11月17日(日本初公開)

映画.com

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