ヨーロッパ文化教養講座(おんがく交差点「名作曲家の驚き作曲術」)
2024/06/30
ゲストに作曲家、編曲家として活躍している、萩森英明さんが登場。
この番組は、トークが抜群に面白い。
1.先ずは作曲を始めたきっかけは?
ピアノは小さいときに始めたが、西武ライオンズのファンで、小学校の4年生くらいのとき、選手の応援家を作ってみたのがきっかけ。
2.プロになろうと思ったのは?
作曲指導を受けていた中学生のとき先生が、ある楽曲解説の時に、「ブラームスの曲の旋律に似ているが、聴いたことがある?」と言われ、「いいえ」と答えると、「君は将来専門家になるのだから、聴くことも大事だ」と怒られたことが、自分を認めてくれているんだと思い、かえって嬉しかった。
3.作曲するときはピアノで?
基本的にはピアノで作曲するが、手が勝手に動いて、どこかで聴いたようなメロディ(昔作った自分の曲)になってしまうことがある。最近はPCも使うがマウスが勝手に動いて、似たようなものになることが多い。
->大谷康子さんが、「それが個性ですよね」とフォロウ。
4.昔の作曲家で真似しやすいのは?
ベートーヴェンは、一生懸命作っているのが解って、何とかなりそう。
ドビュッシーもラベルも構造が理解しやすい。
でも、モーツァルトは、(良い曲だけど)どうしてこういう曲になるのかが解析できず、真似できない。
大谷康子さんとのコラボレーションでは、自作の
「Novelette for Violette」という曲が、奥様に捧げた歌とのことで
夫婦仲の良さを物語っているなと思った。
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