![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55711365/rectangle_large_type_2_d51bec43d3451fe0c8edd45c51674c99.png?width=1200)
【6月】2報目|今まで出会った〇〇研究者(Yu)
ゆー(@yurhino)です。
テーマ執筆、第2弾です!
今回は「今まで出会った〇〇研究者」。
いろんな研究者がいて、「へーこんな研究者もいるんやなぁ」と思っていただければ!
そして、学生のみなさんには、「案外、研究者って道もいいかも。」と少しでも思ってもらえると嬉しいです。
0. 2人の恩師
では、本題です!
ボクの紹介するのは、「凄い研究者」です。
“凄い”ってなんやねん!って自分でも思いますが。笑
でも、ボクは出会った当時、スゴいなぁと感じましたし、今でも思います。
そんな研究者を2人ほど、ご紹介!
ちなみに、2人とも恩師です。
1. 天才との出会い
まず1人目!
天才、と少し大きく言ってみました。笑
でも大袈裟でもないと思います。
その人は、大学4年生から6年間、面倒を見てもらった教授です。
今でも人生で出会った科学者の中で群を抜いて天才です。
「自分の指導をしてくれた人はきっと賢いんだ!」と思い込みたい訳ではありません。笑
実際、「あの先生ってどういう方ですか?」と周りの先生方に聞いてみても、同じ感想でした。
みんな声を揃えて「あの人の賢い部分に触れられてよかった」と言います。
(人柄は内緒。笑)
ではでは、何をもってして賢いと言えるのか?
うーん、難しい問いです。
いったいどんな部分を見て賢いと感じていたのでしょう?
ただ、1つ思ったのは、科学の視点でこの人に勝てる日は来るのか?と感じたことです(そもそも勝ち負けじゃないんですが、そこは置いといて…)。
知識量って「継続は力なり」のまんまというか、きちんとやってれば増えてしかるべきじゃないですか?
でも知識量とか、そういう話じゃないんです。
長年やってるから知ってるとか、そういうことでは片付けられないんです。
なんというか…。
…妄想力?
新しいことって何かと何かの組み合わせって言われますよね?
そのアイデアの出し方が斜め上から来る感じなのかな?
斜め上どころか…。
別次元…?
正直、最初にアイデアを耳にしたときは「そんなんうまくいく訳ないやん、論理成り立ちます?」とか思ってたりするんですけど、実際検証してみると…。
「え?あれ?うそやろ?なんでやねん!」なんてことがあります。
先生自身の中では理論が成り立ってるんでしょうね。
他にも、「なにこのデータわけわからんのやけど。いい結果ではあるんやけど、説明できひんやん…。これを凄いデータと裏付けするには何を証明したらええんや…。」みたいなことが、研究やってるとあるんですね。
そしたらですよ、「こうなってんちゃうんかぁ?」とか簡単に言うてくるんです。
これまたね、「いやいやいやいや、んなわけ!そもそも目に見えないものを、よくそこまで妄想で語れるなー。」とか思うわけです。
だてにね、ボクも研究やってないんで?
調べたりして、こういうことかなぁとか考えたりするんです。
周りの専門家と議論して同じような答えになる。
そんな中、全然違う理論をぶつけてくる教授。
で、まぁ検証できないものじゃないので、先生の理論を確かめてみるかぁと。
「…んなバカな。…ボクがアホでした、すんません。」
となる訳です。笑
世界に知られていないことでも、自分の中で練って練って練りまくってきたんだと思います。
きっと周りの他の先生方にも、「言わんとすることはわかるけど、さすがに無理があるでしょう」と思われてきたかと。
他にも、検証するのがめんどくさ過ぎたり、しんどすぎる実験とかがあって、学生に煙たがられることもあったのは内緒の話。笑
(めんどくさい、という理由でやらないのはナンセンス!というのは、ある程度研究してたら誰しもが思いますが…。)
それでも、いざやってみて、結果で見せられると、ぐぅの音も出ませんね。
この先生、「ザ・科学者」っていう存在でした!
2. 人生におけるロールモデル現る
2人目です。(ついつい長くなりがちやなぁ…。もう少しお付き合いください…。)
この人は、パワフルで、エネルギッシュで、口達者、そしてマネジメントでチームを動かすリーダーでした。
当時は准教授で、今はボス(教授)もやってますが、リーダーという言葉の方が似合ってると個人的には思ってます。
上で出てきた1人目の人とは、全く異なるタイプ。
いわゆるデキる人です。
ボクが研究者をやってられるのも、“この人を見たから”に尽きます。
とにかくよく人を見ています。
科学の視点でどうするかを決めるというより、人やモノゴトを動かすためにどうするか、を決めている感じです。
まぁバリバリだったので、その姿勢たるや凄まじく、怖かったです。
(何回半泣きになったことか。)
学生時代、まともに笑顔で話せた記憶もありません。笑
正直、最初は言ってることもやってることも意味わからず、イライラしつつ泣きそうになってました。
でも!
あとあと振り返った時、「あーすげぇ色々考えてやってはったんやなぁ。まだまだ真似できんわ。」と思いましたね。
ある時、その人が異動されて残されたボクは、その人が担ってた役割を引き受けたんです。
研究内容を考えたり、研究室の運営をしたり、後輩の指導をしたり…。
他にもいろいろ。
そしたら、もう理解が深まる深まる。
「あー、めっちゃ厳しくされたけど、めっちゃ考えてくれてはったんやなぁ」と。
この人の具体的なエピソードってなかなか簡単に話せるものって無くて、ここでちょろっと語れるものでもなく、すみません。
他のところで、ちょこちょこ出していきます。
ただ、エピソードでもなんでもないですが、1つだけ。
“つけ入る隙を与えない人”でした。
決してとっつきにくい人ではありません。
実際、関西出身の陽気なお兄さんでした。
(授業もうますぎて、賞ももらってました。)
ただ、人を率いたり指導したり叱ったり、何をするにも矛盾を生まない。
仮に自分が何を言われても絶対に大丈夫なようにしてました。
簡単な例えだと、「人の遅刻を指摘するからには、自分は絶対に遅刻しない」という感じです。
これがありとあらゆるところに行き届いてました。
それでいて結果もきっちり出す。
人当たりも良い。
いやぁ敵いませんわ。笑
おそらく研究者・科学者をやってなくても、他の領域でも同じように活躍されてたんじゃないでしょうか?
ボクは、企業に勤めるビジネスマンになったので、それこそどこでも活躍していけそうな、この先生みたいになりたいなぁと思いましたし、今でも思います。
社会人ってあまり叱られることなくないですか?(いや、たまにめっちゃ怒る人いますが…)
でも、何かするとき、「あ、こんなレベルだと、あの人に怒られるやつや!」と思って、奮起したりします。
ちなみに…、
あー、今日もまだまだやったなぁー。
頑張らんとっ!
って感じです。苦笑
3. まだまだいるんです、実は
実は他にも紹介したい人がいたんですが、いい加減終わらないと長い…。
また別のテーマで登場してもらいます!
1人は、恩師というより師匠です。
この人もまた変わってて、面白いし、凄かったです。
(今も!凄いらしい!)
とりあえずこんなとこで、今回は以上です!
研究者って、実験して論文読んで、ってだけじゃないので、いろんな活躍の仕方があると思います。
新しい研究者の像を自分なりに作ってみても面白いんじゃないでしょうか?
研究者像の研究………的な?
では、今回はこのあたりで。
ゆー