アークノヴァの後援者を点数の観点から考察する


こんにちは、Omniです。この記事では、タイトル通り後援者の評価を点数の観点から行おうと思います。私はBGAのアリーナルールでしか遊ばないので、考察範囲は基本セットのみ、プレイ人数は2人とします。

著者について

・世界ランク32位(シーズン14)
・世界ランク40位(シーズン19)
・ELO648(シーズン19)

はじめに

この記事では計算を簡略化するため、
・3金=1(訴求)点=1VP、1Xトークン=4金、1保全点=3訴求点
で計算を行います。また、大陸、動物タグは保全計画に関与している場合1保全点として計算します。この数値の根拠としては、
・多くの動物は檻込みで点数効率を計算すると0.3~0.4になること
・保全ボーナスにおいて、12金=3Xトークンであること
・基本保全計画において、5タグ=5保全点なので、1タグ=1保全点。
を用いています。勿論、盤面によっては1金や1Xトークンが15点になる事があるので、あくまでも目安です。だけど、どこかで簡略化しないと記事にできないので、許してね。
また、記事で紹介する順番は強いと言われている後援者を先に、弱いと言われている後援者が後になるようにしています。ただし、このゲームには効果が似ているカードが何組かあるので、その場合はそれぞれの評価が乖離していても連続して紹介します。また、紹介順に1、2、…と番号を振ります。

データの見方

[番号]. [カード名] [点数期待値]([最低点数]~[最大点数])
具体例は、下のを実際に見るのが早い。最大得点は、自分の体感から適当に決めているので、数字以上の点数リソースを得られる事もある。最低得点については、プレイ時に1機敏より価値があると判断した場合の最低得点リソースなので見かけ上0点になってる場合も、そのカードは何かの価値を出している事になる(研究タグがついているものとかに顕著)。幾つかの最低点数は、本文で考察していない効果を元にして算出しているので注意。理由が分からない点数があったら、コメントを残してもらえると助かる。

後援者の点数計算

  1. 探検家 12.7 VP(8~20 VP)
    効果要約: プレイ時に、動物園にあるタグ1個ごとに2金。タグを1個増やすごとに2金1訴求点。
     多くの場合、プレイ時のタグは4個、ゲーム終了時のタグは10個程度だから、この場合を例に取ると20金6点=12.7VPになる。
    ちなみに、野生復帰を用いれば効果は12回よりも多く使えるが、今回は計算に含めていない。

  2. 技術協会 8VP(5.3~11 VP)
    効果要約: プレイ時及び休憩時に1Xトークン。ゲーム終了時、大学3個で1保全点。
     1ラウンド目にプレイして、6ラウンド目にゲームが終了した場合6Xトークン=8VP得られる。計算には入れていないが、研究タグがついているのは評価が高い

  3. 土着の家畜 13 VP(4~19VP)
    効果要約: プレイ時、既に配置したタイルに隣接するマップの外周1マスにつき1点。ゲーム終了時、連続した6マスの空き地1カ所につき1保全点。
     プレイするタイミングやマップ等によるが、効果を発動させやすいマップで、25訴求点行く直前に打つと10点以上出せる。また、意識すればゲーム終了時に6マスの空き地は作れる事が多いので、そこで3点。
    ただ、実際に土着の家畜で13VP以上にするのは難しいので、数字はあくまで目安(初手に打つと3VP+1保全点ぐらいで終わるし)

  4. 土着の海鳥 7VP
    効果要約: プレイ時、既に配置したタイルに隣接する水タイル1マスにつき1点。ゲーム終了時、配置したタイルに隣接しない水タイル2マスにつき1保全点。
     25訴求点行く直前に打つと、大体7点付近になる。厳密な数字を計算するの面倒だから許して。ゲーム終了時効果は大体発動できない。

  5. 土着のトカゲ 7VP
     上に同じ。

  6. 放し飼いの新世界ザル 2VP
    効果要約: プレイ時、既に配置したタイルに隣接するマップボーナス1マスにつき1点。ゲーム終了時、配置したタイルに隣接しないマップボーナス2マスにつき1保全点。
     シルバー湖じゃない限り、マップボーナスに隣接させられたらそのまま取るのが強いと思うんだ。

  7. 有能な伝達者 10.3 VP(6~ VP)
    効果要約: 協会職員を1人獲得する。ゲーム終了時、評判点9以上なら1保全点。
     協会職員をここから入手できれば、代わりに改良できるカードが1枚増える(ここで言うべきじゃないけど、初手の保全計画で協会職員を取るのは強くない。代わりに2保全のボーナスから取るべき)。その権利で即座に協会カードを改良すれば寄付が何回かできる。それで2、5、7の寄付を取れば14金9点なので、差額の4.3VPが浮く。また、最後の職員ボーナスを取りやすくなるから追加で0~2保全点、ゲーム終了時のボーナスで1保全点。合わせて10.3VP。
     でも、このカードの強さは点数で現れない部分にあると思うんだ。大体、協会の改良が4.3VP程度の価値しか出さないというのは計算の方が明らかにおかしい。

  8. 科学研究所 9.7 VP(4~14 VP)
    効果要約: プレイ時及び休憩時に評判内ドロー。ゲーム終了時、研究タグ3/6個保持していれば1/2保全点。
     2ラウンド目にプレイして、6ラウンド目にゲームが終了した場合、5枚カードを得られる。カードの価値を点数にするのは難しいが、簡略化して考えると噛みつき=5金=2檻なので、噛みつきよりは効果が弱いから4金=1.3VPで推定してみる(日光浴と同じレートなので、悪くは無いと思う)。このレートだと、5枚=6.7VP。ゲーム終了時の得点は、1保全点ぐらいだろうか?
     入手できるカードによっては1枚で10点分の価値を出すから、この数字は相当下振れたときの話。この後援者で引いたカードが日光浴で売っていい程度の価値しか無い試合は運負けだし。

  9. 科学図書館 8.3 VP(1~11 VP)
    効果要約: プレイ時、研究タグの数だけ訴求点を得る。誰かが研究タグをプレイする度2金。ゲーム終了時、動物タグが5種類あるなら1保全点。
     このカードはゲーム終了時に打って訴求点を取るのが一番強いと思うが、計算上は初手に打った方が相手の研究タグに相乗りできて点数が伸びるので1ターン目に打つ事にする。この場合、1ゲーム平均の研究タグプレイ数は4なので、16金=5.3 VP程度が期待値だろう。また、ゲーム終了時の効果は取れる事が多い。

  10. 水門学者 9.7 VP(6VP~11.7 VP)
    効果要約: プレイ時、水タグの数だけ訴求点を得る。水タイルに隣接してタイルを配置する度1金。ゲーム終了時、全ての水タイルにタイルが隣接していれば1保全点。
     ボドリス部によると水タイルに隣接するスペースは平均20弱なので、20金=6.7VP獲得できる。また、初手にプレイすると、プレイ時得点は1点。ゲーム終了時効果は、うっかりしない限り獲得できる。
    参考: https://www.sonia-g.co.jp/boardgame/?%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%B4%E3%82%A1/%E5%BE%8C%E6%8F%B4%E8%80%85%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89
    ここまでの強カードは大体効果がユニークなため、点数リソース換算がナンセンスなものになりやすい。それでも無理やり点数にすれば7点(案内人付きの校外見学)を超えているので、流石といったところか。

  11. 地質学者 8.7 VP(6~12 VP)
     上に同じ。微妙に効果が違うから期待得点が少し違う。

  12. 水族館 10 VP(4~19 VP)
    効果要約: プレイ時、特殊タイル配置。水タグ1個プレイする度2点。ゲーム終了時、水タグが6個以上なら1保全点。
     水タグの平均プレイ数は2.5だが、このカードがあるなら優先して水タグを出す事、このカード自体に水タグが2個ついてる事から5個が平均だろうか。この後援者を序盤に出せるとは限らないこと、この後援者をプレイした後水タグがカットされがちな事からこの数字を平均にする。

  13. 架空索道 10 VP(4~19 VP)
    上に同じ。厳密には岩タグの平均プレイ数は2だが、そこで差別化を行わなかった。

  14. ペンギンのプール 8 VP(2~ 19 VP)
    上に同じ。プレイ時の点数は上の2枚より2点少ない。その分、基本保全計画にタグが要求された場合の爆発力は凄まじい(逆に、要求されなかった場合得点を重ねにくいというデメリットもあるが)。ちなみに、平均プレイ数は2。

  15. ミーアキャットの巣窟 8 VP(2~19 VP)
     上に同じ。平均プレイ数は2。

  16. ヒヒの岩 6VP(2~19 VP)
     上に同じ。平均プレイ数が1.5程度である事、鳥類や草食動物等のタグを持つ動物が丁度25枚(各大陸5枚)な一方で、霊長類は18枚(アジア、アフリカ、南北アメリカに各6枚)である事を踏まえて2点だけ点数を下げた。もっとも、霊長類の動物はこそ泥を始めに強いカードが多いから他カードと同じ評価でも良かった気はするが。

  17. ホッキョクグマの展示場 6 VP(2~18 VP)
    効果要約: プレイ時、特殊タイル配置。誰かがクマタグをプレイする度2点。ゲーム終了時、自分のクマタグが3/6個以上なら1/2保全点。
     クマタグの動物は9枚しか無いので、他の同系統のカードとは別の考察が必要。1ゲーム平均のプレイ数は0.8程度なので、この後援者の後お互い1枚づつプレイしたら6点が平均やや上といった所か。頑張って自分で3枚出したら9点。6枚出したら(出せる事は無いと思うが)18点。自力で6枚プレイしたら、残りのクマカードは3枚だから、相手が出す事は多分無い。
     こうやって冷静に計算すると、点数リソース基準だとヒヒの岩と同程度の価値を出す事が分かる。カードの強さを再考するのに丁度良い企画だったと我ながら思う。いや、まあクマタグが基本保全計画に求められる事が無いという些細な問題はあるが(一応、肉食、草食動物にしかクマはいない事は注記しておく)。

  18. 多様性の研究者 11 VP(4.3~14.3 VP)
    効果要約: プレイ時、水+岩タグの数だけ2金。水、岩タイルの上にタイルを置けるようになる。水、岩タグのカードをそれぞれ水、岩に隣接させないようにプレイすることができるようになる。ゲーム終了時、水、岩タグの少ない方の数だけ2訴求点(最大6点)。
     プレイ時8金、ゲーム終了時4点当たりが相場なイメージ。これの特殊効果による利点は大型檻を置けない事故を防げる点にあるが、これは点数リソースに換算する事が難しい。単純に考えるため、「協会を改良する予定だったが、ドローで引いた大型動物をプレイするために建設を改良しないといけない」場合を考える。このとき、有能な伝達者と同じ計算で4.3VP浮く事になる(建設改良すれば展示館や売店が手順に行えるようになるが、その補正は行わない)。全部合わせて11点。
     協会の価値を過小評価しているが、代わりに建設の利点を一切計算していないから合わせればこんなものだろう。それに、この後援者が後援者改良を要求している点も無視している。後、多様性の研究者は建設改良より強いとか言わない。

  19. 渡りの記憶 9.3 VP(1.6~14 VP)
    効果要約: 1Xトークンを得る。野生復帰時、1保全点獲得。同じ野生復帰の保全計画を2回以上使用できるようになる。
     このカードを使った後、野生復帰は2回使うのが普通だろうか。1回や3回以上の場合も多いけど。同じ野生復帰を使える点の評価は難しいが、単純に考えると、最低でも野生復帰カード1枚分になるから噛みつき>1.6VP以上の価値は出るだろう。合わせて9.3VP以上の価値にはなる。もっとも、2回保全計画打てるのはある程度運がいい場合だが。

  20. 通用口 13.3 VP(5~29 VP)
    効果要約: マップの外周2マスに(隣接ルールを無視して)特殊タイル配置。特殊タイルの周りにある、裏返した檻、展示館、売店、特殊タイル1個につき2金収入。ゲーム終了時、マップが完全に覆われていれば5点。
     1ラウンド目に隣接ルールを無視して配置する事はないので、この点は無視。1ラウンド目に小型檻2つ隣接させて4金収入、2ラウンド目に建設改良して展示館、売店を隣接させて追加で4金(+売店1金)収入が相場か。気取った姿勢込みだともっと収入が高いが、その考察は省略。この条件の下で6ラウンド終了だと、4+9*4金=13.3VP得られる。ゲーム終了時効果は大体取れないので無視。
     こうやって訴求点ベースで考えると、巷で言われているほどの価値は出していないように見える。建設改良した上で13.3VPなら、後援者改良して案内人付きの校外見学を出すのと大きくは点数的に外れてないと思う(強さ3である事から目をそらしつつ)。それでも初心者がこのカードを最強と言うのは、初心者帯だと1ターンの価値が低くなり、その結果通用口の収入を最大まで上げるのに要したテンポロスの隙をつけず、強い点だけを押し付ける事ができるからだと思う。通用口より(2ラウンド目の)探検家の方が言っている事がヤバい事に気づけたら初心者卒業といった所だろうか。
     それにしても、40金供給は魅力的。ゲームの平均獲得額の4分の1に相当する額だし。

  21. アジアの専門家 5 VP(3~7 VP)
    効果要約: プレイ時、アジアタグの数だけ訴求点を得る。アジアタグをプレイする度、展示館を配置。
     1ゲームの平均アジアタグプレイ数は2.8なので、これ自身のタグを含めて計算すると4タグが平均。単純計算で5点になる。
     明らかに点数が低すぎるが、その違和感を指摘できない事にもどかしさを感じる。

  22. 連邦助成金 9VP(2~9VP)
    効果要約: プレイ時及び休憩時に3金収入。ゲーム終了時、評判点9以上なら1保全点。
     1ラウンド目にプレイして、6ラウンド目に終了した場合18金=6VP。終了時ボーナスは大体取れるので、合わせて9VP。

  23. 動物園学校 7.3 VP(7.3 VP固定)
    効果要約: マップの外周2マスを覆うように特殊タイル配置。1評判点1保全点1評判内ドロー。
     1評判の価値を推定するのは難しいが、単純に考えると評判10以上になると評判1につき1保全点等が得られる事から3VPとする(点数ベースだと過剰評価になるが、実際評判が足りない時の苦しさを考えたら妥当にも思える)。合わせて7.3 VP。
     評判1も保全1も序盤に取れれば、改良条件を早期に満たせる事が多いので、このカードの価値は数字より明らかに高い。この場合、評判内ドローは3以下のカードしか取れないのでその点で微妙に評価が下がるが誤差。

  24. 考古学者 6.3 VP(1.7~9.7 VP)
    効果要約: 外周にある配置ボーナスを獲得する度、まだ獲得していない配置ボーナスを獲得する。
     条件を満たせる回数は2~4回(数えてないので間違えてると思う)。回数が少ないマップだと、提携動物園とかの強力なボーナスが貰える事に注意。ただ、雑に計算すると5金ボーナスを4回選んで20 金=6.3 VPとなる。実際には、ボーナスを選べる事と、提携動物園や大学をこれで得たときの利益を考えてもう少し評価は高そう。マップ0、Aだとぶっ壊れ(10金、2評判ボーナスがあるため)。
     ちなみにこのカードは回れば強いが、研究タグの捻出が難しい事、テンポ良く外周の配置ボーナスを取る難度を考えると点数ほどの価値を出すのは難しい。点数を稼ぐために点数を得る機会を失ってたらメリットが無くなるし。

  25. 獣医 5.7 VP(1.7~10 VP)
    効果要約: プレイ時大学を1/2/3個所持していれば2/5/10金獲得。保全計画の協会アクションの強さを4に変更。ゲーム終了時、大学を3個獲得していれば1保全点。
     一番価値を出すのは、3ラウンド目大学をプレイした直後にこれをプレイして5金を得る場合だろうか。その後、3~6ラウンドに1回づつ保全計画を行い、獣医の効果を発動させれば実質4Xトークン。もっとも、普通は4回保全計画行った上、全部獣医が有効発動するとは思えないので3Xトークン=4 VP辺りが妥当か。これでも上振れの範囲だと思うが。ゲーム終了時効果が発動しないなら、合わせて5.7 VP。

  26. アフリカの専門家 8 VP(3~16 VP)
    効果要約: プレイ時、アフリカタグの数だけ訴求点を得る。アフリカタグをプレイする度機敏を行う。ゲーム終了時、Xトークン1個につき1点。
     アフリカタグの平均プレイ数は2.5なので、仮に3回発動できるとする。機敏は有効に使えればXトークン1個以上の価値を出すが、アフリカタグをプレイした時毎回有効に使うのは難しいので、丁度1Xトークンの価値と計算する。初手に打った場合は、1点+3Xトークン=5点。ゲーム終了時のXトークンはあって1個ぐらいが普通だが、点数になる前提で動いたらもう少し溜まるだろうし、最終ターンで協会に行って3Xを獲得した場合の3点を想定得点とする。

  27. 案内人付きの校外見学 7 VP(4~7 VP)
    効果要約: 1訴求点1保全点。ゲーム終了時、動物タグ5種類以上プレイで1保全点。
     説明不要。著者は後援者の強さを雑に測りたいときは、7点以上の価値を出せるかで判断している。もっとも、そんなカードはあまり無いのだが……。序盤にプレイして1保全点を有効活用するのもよし、終盤にポン出しして7点と言うのも良しな強カード。派手さが無いのが唯一の弱点。

  28. 水遊び場 4 VP(4 VP固定)
    効果要約: 特殊タイル配置。4点。
     説明不要。案内人付きの校外見学と違い、訴求点で4点振るので、初手に打てば収入増強になる。タイルを置ける事も加味すると、案内人付きの校外見学に負けない強さを持ったカードと言える。

  29. 冒険遊び場 4 VP(4 VP固定)
     上に同じ。

  30. 世界動物園水族館協会の大型計画 3.3 VP(3.3~9.3VP)
    効果要約: 5檻を配置。大型動物のプレイ条件を1つ無視できる。
     5檻=10金で計算すると3.3VP。条件無視は、輝くときはとことん輝くが、そもそも動物改良以外に条件を要求するカードは少なめで、使う事は少ない。ただ、例えばテングザルのように動物タグを要求される場合、これを無視する=研究1動物タグ1の大学を取らなくてよい(MWにしか無いけど)=2評判を得る機会を失うと言い換えられるので、この場合6VPの得。
     ここには書いていないけど、後援者改良と評判6を要求される。なのにトップランカーはこの後援者を上位~中位程度のティアに置いているのは驚き。どうやって使っているんだろう。

  31. 研究博物館 12.3 VP(6.3~18.3 VP)
    効果要約: プレイ時、研究タグの数だけ2金獲得。研究タグをプレイする度1保全点。
     大体プレイ条件の4研究タグを達成した時にプレイするので、プレイ時効果の金はこの後援者のタグを含めて10金。大体7タグになったあたりで研究タグは打ち止めのイメージなので、3保全点。このカード以降研究タグが出ない事もよくあるけど。合わせて12.3 VP。ちなみに、研究タグを持つ後援者は全部で16枚。

  32. 地球規模の繁殖計画 6 VP(3~9 VP)
    効果要約: 基本保全計画を行う際、該当タグを1つ多いものとして数える(2回まで)。ゲーム終了時、保全計画を5回以上行っていれば1保全点。
     能力を1回使えれば御の字なイメージがあるので、その意味では1タグ=3VP。ゲーム終了時の効果は、展開によっては普通に行くので、合わせて6VP。
     ただ、保全計画のタグ1個が1保全点程度の価値しか出さない事はまず無いので、この数字は相当過小評価されているものである事に注意。一方で、能力が使えずゲームが終わる事もそこそこあるので注意。

  33. 繁殖計画 6 VP(3~9 VP)
    上に同じ。
    ここで後援者の評価の折り返し。ここからは、効果が特徴的で面白い後援者(オブラートに包んだ言い回し)が増えてくる。

  34. 代弁者 9 VP(3 VP~12 VP)
    効果要約: 研究タグをプレイする度1評判点
    このカードをプレイした後2研究タグぐらい出せば評判点には困らなくなる印象があるから、その意味で3評判点=9 VP。
     序盤にプレイして5、8評判のボーナスが貰えるので実際はもう少し価値は出すが、一方でプレイ条件に研究タグがあるという嫌がらせを受けているのでその点も加味してカードを評価したい。

  35. 外国の協会 9 VP(3 VP~9 VP)
    効果要約: 評判2。ゲーム終了時、5種類の大陸タグをプレイしていれば1保全点。
     単純に得点を計算した。ゲーム終了時のボーナスは大体取れる。このカードを評価するときは、序盤に評判5が取れるメリットと、強さ6である事に注意すべき。

  36. アメリカフクロウの小屋 4 VP(1.3~8 VP)
    効果要約: 特殊タイル配置。鳥類タグをプレイする度、知覚力2。
     鳥類タグの平均プレイ枚数は2程度なので、3枚鳥類をプレイしたとして3ドロー。噛みつきより2ドロー1捨ての方が弱いが、それでも4金の価値があるとして計算する(これは、知覚力2を過大評価してるのではなく、噛みつきを過小評価しているだけ)。結果4VP程度の価値となる。
     流石に4VPの価値しか無いのは嘘なので、ドローの価値評価は絶対に間違えている。

  37. 特許権の解放 4.7 VP(2.3~7 VP)
    効果要約: 研究タグの数だけ保全点を得、相手に2金を渡す(最大3回)。
     このカードを使う時は、2保全ボーナス目的で、研究タグ2でプレイする事が多いと思う(大学+何かの後援者)ので、その場合を計算するとこの点数になる。
     勿論、これをプレイする場合は改良や保全5、8ボーナスが絡むのでもっと価値は高い。

  38. 基礎研究 7 VP(4.7~8.7VP)
    効果要約: プレイしたタグの種類2つにつき1保全点を得、相手に2金を渡す。
     このカードを使うときは、頑張って6種類タグを用意してプレイする事が多い。多くて8種類か。

  39. ブチハイエナの放飼場 3.2 VP(0~8 VP)
    効果要約: 特殊タイル配置。肉食動物をプレイする度狩猟者n。
    アークノヴァのカードは全部で212枚。そのうち128枚が動物カードなので、山札を上から1枚めくって動物が出る確率は60%。一方、肉食動物は平均2枚プレイなので、3枚プレイした時を考えると0.6+0.84+0.94=2.38枚カードを引く事ができる(厳密には、このカードが後援者である事、動物以外をめくった場合、次のカードは動物が出る確率が上がる事を考慮する必要があるが、小数点第2位までしか表示していない事によるエラーの方が大きいので考える必要は無い)。カード1枚4金という激低レートの世界において、これは3.2 VP程度。
     なお、運が悪ければこのカードの価値は0VP+特殊タイルになる。

  40. ゴリラの実地調査 9 VP(9 VP固定)
    効果要約: 2評判1保全点。
     説明は省略。打てれば強いんだよね。

  41. 医学の飛躍的進歩 9 VP(8~14 VP)
    効果要約: プレイ時、解放した保全ボーナス1個につき2訴求点。休憩時1保全点。
     条件の重さから、大体最終ラウンド1個前に打つ事が多いと思う。その場合、保全計画の平均支援回数が3.6回な事から、即時効果で6点、収入で1保全点辺りが基本か。一方で2ラウンド目に打てたら、即時効果で2点、収入を3~6ラウンド開始時に受け取って4保全点になる。こう見ると、「打てたら強いね」枠って感じがする。

  42. アーケード 7 VP(4~11VP)
    効果要約: 特殊タイル配置。プレイ時2訴求点。休憩時10訴求点につき1金の収入。ゲーム終了時、自分より訴求点が高いプレイヤー1人ごとに2訴求点。
     収入の計算が面倒な事になっているが、ゲーム終了時の訴求点平均が65である事を考えて、2~6ラウンドの収入が1、2、…、5であると仮定すると合わせて15金=5VP収入になる。野生復帰をしない場合、もう少し高い額になると思われるが。

  43. 戦勝記念塔 6 VP(3~8 VP)
    効果要約:  特殊タイル配置。プレイ時及び休憩時に1訴求点収入。ゲーム終了時、自分より訴求点が低いプレイヤー1人ごとに2訴求点。
     こちらは計算が簡単で1ラウンド目にプレイして6ラウンド目にゲームが終了すると6点。ゲーム終了時効果を受け取った上で勝つのは野生復帰を絡めないと難しいので、ここは点数に含めない。

  44. 検疫研究所 7 VP(1.7~12.7 VP)
    効果要約: 1Xトークンを獲得。あらゆる妨害効果を受けなくなる。ゲーム終了時、5種類の大陸タグをプレイしていれば1保全点。
     妨害を受けないメリットは、単に妨害によるロスを無くす以上のものである。しかし、そこまで計算に入れるのは面倒なので、単純に締め付け1回を有効活用された時に失うリソースである2Xトークン=2.7 VPを獲得できるものとする。2回以上妨害を無視できたらこれ以上の価値を出すが、妨害が1ゲームに2回以上飛ぶ事は少なめなのでここでは1回だけ妨害を受けるものとする。というか、1回も妨害を受けない事もよくあるし。

  45. 小型動物の専門家 6 VP(2~10 VP)
    効果要約: プレイ時、小型動物の数だけ訴求点を得る。小型動物をプレイするとき、コストを3金だけ安くプレイする。
     大型を絡めたゲームで小型動物をプレイすると、大体ゲーム中に出す小型動物は6体程度だろうか。単純に計算して6VP。

  46. 世界動物園水族館協会の特命 8 VP(4~24 VP)
    効果要約: プレイ時、小型・大型動物のどちらに専念するかを決定する。小型動物を選択した場合、小型動物1枚をサーチし、小型動物をプレイする度2訴求点を得るが大型動物がプレイできなくなる。大型動物を選択した場合、大型動物1枚をサーチし、大型動物をプレイする度4訴求点を得るが小型動物をプレイできなくなる。
     2~3ラウンド目にプレイして小型動物を6枚ぐらい出せるのが理想だが、現実的にはもう少し着地が遅れて小型4枚プレイする頃にゲームが終わる事が多い。終盤に大型動物を選択して2枚プレイした場合も8点になるから、そこが一つの基準か。
     下振れ気味の展開でも8点出ると言えば聞こえがよいが、実際条件が重すぎて2、3ラウンド目に打った上で小型動物をテンポ良く打つのは難しいし、大型動物を打てなくなるデメリットは意外と重い。

  47. オカピの小屋 12VP(6~18 VP)
    効果要約: 特殊タイル配置。草食動物をプレイする度、お金を払って後援者をプレイ(最大3回)。
     ここまでの議論を見て分かるように、後援者は1枚で7VP程度のリソースを供給する。必要な金の分を差し引いて6VP程度か。この能力は3回使えれば理想だが、草食動物と強い後援者の両方を同時に供給する難度を考えると、2回打つぐらいを平均にしておくのが無難。
     ちなみに、保全計画で草食動物が求められる場合を除いて、1回しか能力を使えないなら普通に打った方がいいのは内緒。後、全ての後援者評価に言えることだが、カード消費のコストを計算していない。

  48. オーストラリアの専門家 7VP(3~11 VP)
    効果要約: プレイ時オーストラリアタグの数だけ1訴求点。オーストラリアタグをプレイする度、育児のう1。
     オーストラリアの平均プレイ数は2なので、3枚プレイできるものとして計算する。最初にプレイした場合、育児のうを3回打てるから、プレイ時訴求点を含めて7点獲得できる。都合の良い仮定だが毎回いらない手札が1枚あるものとして、そのまま7VPを獲得できる。なので数字は見かけ上多いけど、実際はもう少し価値は低い。

  49. ウミガメの水槽 5.3 VP(1.3~8 VP)
    効果要約: 特殊タイル配置。爬虫類タグをプレイする度、日光浴2。
     爬虫類タグは平均2枚プレイするので、3回効果を発動できる。プレイ時に2枚、その後平均手札を有効に1枚だけ売れたとすると、16金=5.3VP。このカードを打って強い場合は何やかんやで毎回手札を2枚売れたりするが、一方で爬虫類タグのために使い捨てられる事も多いのに注意。

  50. アカゲザル園 4VP(1.3~8 VP)
    効果要約: 特殊タイル配置。霊長類タグをプレイする度Xトークン獲得。
     霊長類タグは平均1.5枚プレイするので、少し上振れすれば3枚プレイできる。

  51. 南北アメリカの専門家 12.3 VP(2~13.3 VP)
    効果要約: プレイ時南北アメリカのタグの数だけ訴求点。南北アメリカタグをプレイする度売店を1個配置。ゲーム終了時売店を5個以上配置しているなら1保全点。
     売店から得られる収入は、建設を改良する場合2金といった所だろうか。建設を改良するなら、ゲーム終了時の効果を得る事は難しくない(序盤から売店の配置を意識していれば)。もっとも、建設改良を強要されているから1保全点以上の機会損失をしていると言われれば否定できないという側面はあるが。また、南北アメリカタグは2.5枚程度プレイされるので、今回は多めに4枚プレイできるものとする。そうなるとゲーム終了直前に打った場合は、7VP獲得を期待できる。ただ、この計算をすると全ての専門家系が同じ点数になるので、真面目に初手に打った場合を議論する。
     1ラウンド目にこの後援者と南北アメリカタグ1枚をプレイした場合売店は2つ置け、それぞれの収入は大体1。3、4ラウンド目に南北アメリカをそれぞれプレイし、建設改良や2檻ボーナスを駆使してそれぞれ平均2金収入を確保できたとすると、6ラウンド目には2+4+6+8*2=28金=9.3VP得ることができる。これでも上振れムーブに入ると著者は思う。建設改良するから割と金は余りやすいという意見は無視する。

  52. 肉食動物の専門家 4 VP(1~10 VP)
    効果要約: 誰かが肉食動物タグをプレイする度3金。
     基本保全計画に肉食動物が入っていない場合は、多めに見積もっても相手が1回、自分が2回プレイするのが平均だろうか。この場合、12金=4VP。もっとも、肉食動物に関しては群れがあるから基本保全計画に絡まなくても数出す事があるが。
     逆に保全計画に肉食動物が入っている場合は、自分が肉食動物4、相手が肉食動物2を取るとすれば合計18金=6VPぐらいは行きやすいイメージ。勿論、タグ自体が1保全点以上の価値を出す事も忘れずに。総合的に考えると、初手に出したら大体得する(試合展開や引きに大きく依存するが)。

  53. 鳥類学者 4 VP(1~10 VP)
     上に同じ。

  54. 草食動物の専門家 4 VP(1~10 VP)
     上に同じ。

  55. 爬虫類学者 4 VP(1~10 VP)
     上に同じ。

  56. 霊長類学者 3 VP(1~10 VP)
     上に同じ。タグの平均プレイ数を考えて、平均VPを1低くした。

  57. 世界動物園水族館の小型計画 6.3 VP(3.3~9.7 VP)
    効果要約: プレイ時、小型動物の数だけ2金。小型動物のみをプレイする場合、1枚多く手札からプレイできる。小型動物のみをプレイする場合、アクション後小型動物を噛みつく。
     小型動物を5枚出した後、1回効果を使うぐらいが一般的な例だろうか。この場合、10金+カード1枚=4.7VPと1小型動物を出す権利。小型動物を1枚出すという行為は手数にしか影響しないので計算が難しいが、とりあえずXトークン2枚として計算すると(大体の場合はこれより価値が低いし、逆に有効に使える場合は決断並みの価値を出すのに注意)、追加で1.7VP。合わせて6.3VP。
     効果が手数に影響すると、今回のレギュレーションで価値を測るのが難しくなる。

  58. ヨーロッパの専門家 4.3 VP(1.7~12 VP)
    効果要約: プレイ時ヨーロッパタグの数だけ訴求点。ヨーロッパタグをプレイする度1檻を配置。ゲーム終了時、裏返した1檻が5個以上あれば1保全点。
     中盤ヨーロッパタグが2個(ゲーム終了時の平均値)あるときにこれをプレイして3点2金(と1手番)と言うのが二番目に強い使い方。一番強いのはヨーロッパタグが基本保全計画にあるとき、初手に打って1檻を手順に使って建設を1手省略する動きだろう。ただ、1檻を有効活用するのは難しくて、大体ボーナスの2檻で十分になりがち。勿論、ゲーム終了時のボーナスは基本取れない。1檻を3檻として使える屋外区域でも達成はしんどい。

  59. 科学研究所 6 VP(0~8 VP)
    効果要約: 科学タグ2個。
     ここまで科学タグはVPの計算に入れてこなかったが、このカードに限っては計算に入れる必要がある。内心0VP評価にしてゴミ箱に送りたいが我慢する。これを取る事によって、2研究要求のカードを大学無しで行けるのはメリット。その場合、代わりに研究1評判2の大学を取れるとして、6VP程度の価値だろうか。
     というか、ここまでして科学タグ2条件の動物を出したいか?どっちかと言うと、研究タグ4要求の後援者とかを意識するのが普通だと思う。ただ、そのパターンで計算すると点数が実態より高くなりすぎるため除外した。殆どの場面でこれは0点な事に注意。

  60. 助成金: ライオン 6 VP(2~12 VP)
    効果要約: プレイ時、肉食動物タグの数だけ訴求点。肉食動物タグを1/3/5以上持つ場合、3/6/9収入。
     1ラウンド目に打った場合、1訴求点と3収入なので、6VP程度の価値か。終盤に打って5訴求点と9収入と言えばかなり強いが、割と上振れムーブの方に入る(その上振れムーブでも、案内人付きの校外見学に勝てないのを見ると少し悲しくなる)。
     このカードの残念な所は、効果そのものじゃなくてプレイ条件の方だと思う。プレイ条件が無くて、0タグで3金収入があれば、連邦助成金の下位互換カードとして重宝できるのだが……。

  61. 助成金: ハゲワシ 6 VP(2~12 VP)
     上に同じ。

  62. 助成金: ゾウ 6 VP(2~12 VP)
     上に同じ。

  63. 助成金: 爬虫類 6 VP(2~12 VP)
     上に同じ。

  64. 助成金: 霊長類 6 VP(2~12 VP)
     上に同じ。

  65. 大型動物の専門家 4 VP(2~8 VP)
    効果要約: プレイ時、大型動物の数だけ2訴求点。大型動物のコストを4金少ないものとして扱う。
     4金より2訴求点の方が強いので、終盤の得点源と考えるのがよい。といっても、ゲーム終了前の大型動物なんて2枚出せればいい方で、4点が限界。4金下げる方の効果は、終盤だと金が余って価値が低くなり、序盤はそもそも4金下がった程度で大型動物はプレイできないのであまり活きない(野生復帰を絡めるなら、安い大型動物を打つから価値はあるか。ところで、休憩したら5金得られるという事実があるらしい)。

  66. 技師 6 VP(1~19 VP)
    効果要約: 建設アクション時、同じ種類の檻を強さ消費なしで(金を通常通り支払って)置くことができる。ゲーム終了時、マップを完全に覆っていれば5点。
     大型の檻を同じ手番で置けるのは強いよね。ところで、大型檻を2連続で置いて金は足りるかな?凄い忖度して、展示館を2個置きした上でマップを完全に覆えば6点追加できる。これだけ忖度しても2桁超えないのかよ。マップを完全に覆うのに丁度技師が必要なら7足して13点だけど、それに必要な金はどうするの?というか、建設改良の権利をサラっと使ってるんだよな、この動き。
     2檻を連続しておけるのは強いが、それは保全ボーナスを用いれば無料でできる。展示館2個置きという、弱そうな動きが一番価値を出しそうなのが何とも言えない。
     このカードの使い方が分かる人がいれば教えてください。どれだけレアケースでも良いので。

おわりに

 これにて、アークノヴァの基本セット+BGA限定カード2枚の金計算が終わった。こうやって計算すると、
・上位ティアのカードは、雑に打って10VP以上
・中位ティアのカードは、状況を見てプレイすれば7VP程度
・下位ティアのカードは、頑張って盤面を整えれば6VP程度
ぐらいになる。やはり、訴求点、金、Xトークンを安定して供給するカードがちゃんと強いカードである事を再認識できた。また、下位ティアのカードが点数リソースをあまり吐き出さないのは予想できたが、上振れムーブをかましても上位ティアのポン置きより価値が低いのは予想外だった。流石雑魚カードといった所か。今まで「ハマれば強い」ってオブラートに包んで評価していたが、正しくは「うまくハマった場合じゃないと出しても価値が無い」「ハマればやっと普通の後援者」ぐらいだったらしい。
 また、ここで計算している「点数リソース」はカードの強さを決めるものでは無いという事にも注意してほしい。例えば通用口は1枚で40金を出しているが、その動きをするには序盤に建設を何回か行う必要があり、そのテンポロスが実戦では重要になってくる。また、40金の供給自体も強い動物を引かなければ意味の無いリソースとなってしまう。他にも水遊び場や冒険遊び場は4点しか出さないが、だからといって案内人付きの校外見学や戦勝記念塔より弱い事を意味していない。何故なら序盤の4点は後の収入に繋がるため潜在的にはそれ以上の価値を生み出すし、特殊タイルの配置によるマップ開拓はテンポ良く配置ボーナスを取る事に役立つ。そのため、ここで計算した点数リソースについては、あくまで参考程度に捉えてもらえると嬉しい。

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