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noteに書いたことは授業のネタになる

 noteを始めて1ヶ月経ちました!しかし記事があまり読まれません…笑
 遅めに教員になったのでここ数年はインプット量の方が圧倒的に多かったのです。授業でのアウトプットはもちろん日々ありますが、何も制限のない中でのアウトプットが苦手なことに気がついて、とにかく今年はアウトプットの年にしようと決めました。はじめから面白い記事が書けるなんて思わずにはじめたので、これも想定内です♪
 そんな中でもスキを下さる方々、本当にありがとうございます。励みになります。
 読んでいただけたらウレシイ、しかしあまり読まれなくても、大きなメリットがあることに気がつきました。
 それは、人に読まれる前提で文章を書くと、下手なりに推敲するので、次に同じ話題で人に話すときに、準備なしでも、するっとオモシロく話せる。

 私は中高一貫校で働く化学の教員です。なので、これがすごく大事な、強化したいスキルなのです。学校はそれなりに授業進度は速く、詰め込まねばならず、授業中みんなの集中力切れてきたなぁ〜という場面が多々あります。
 そんなときに、ちょこちょこと面白い話かできたら、リフレッシュできてやる気を取り戻せます。むしろ、このリフレッシュをいかにうまくしてあげるかが、大事です。
 さらに、その話題がしっかり教科の話につながってたら学びにもなり最高です。
 たとえば、有機化学の高分子分野で、セルロースを勉強していたとします。ややこしい構造式書かされて、モル計算なんかしたころには、だいたいの生徒はうへぇちょっと休憩したい、となります。植物の細胞壁はセルロース、身近な繊維である綿や麻もセルロースだよといっても、ふーん…と実感あまりわきません。。私も、自分の着る服の素材なんて、若いころは気にしていませんでした。
 母親になって、子どもに着せる服の素材が気になったり、自分が歳と共に着心地のいい素材を好むようになり、初めて繊維の素材に注目するようになりました。
 生徒の集中力が切れたとき、昨日何食べた?の話で休憩もいいけれど、「春から綿花育てていてね」「綿の花咲いたのよ〜」「久しぶりに見に行ったら綿の実弾けて植木鉢の周り綿だらけだった」という話をしたら、へぇ、綿ってそんなに簡単にできるの?と興味わきませんか。
 それを紡ぐと糸になるの?やってみたい、となるわけです。
紡ぎたい?じゃーん(白衣のポケットから綿の実取り出す)。ほら、紡いでいいよ〜ワイワイ。
 そんなときに、事前にnoteにまとめてあると、これ話そう、あの写真見せよう、っとサクッと出てくる。
 急に面白い話は思いつかないので、日頃から書き溜めておくのがよいです。

初めて育てた綿花。綿花は本当に強い植物で、ほとんどほったらかしでもほどほどの水やりだけで元気に育ち、綿がとれました。黄色い花は本当にきれいです。唯一、日当たりだけは重要です。日が足りないと枯れてしまいます。

 noteを書くことの恩恵は、本人が一番受けていると思います。だから、これからも改善を重ねながら書き続けてみよう♪ だんだん面白い記事書けるようになるといいな〜という願いを込めて。

 いつも読んでくださり、ありがとうございます。

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