偏光板で作る!ステンドグラス風万華鏡
こんにちは!カガクテラスの廣瀨です。
前回の記事「光のおり~偏光板~」で「偏光板(へんこうばん)」という液晶(えきしょう)画面などに使われているフィルターをご紹介しました。
今日は、その偏光板を使ってカラフルなステンドグラス風万華鏡(まんげきょう)を作ってみましょう!
とっても簡単にできますよ!
準備物
準備するものは、
・偏光板
・紙コップ(小さめがいいかも)×3つ
・セロハンテープ
・ハサミ
以上です。
万華鏡といっても鏡は使いません!
しかも無色透明なセロハンテープと、黒っぽい色の偏光板だけでいろんな色が見える万華鏡になるのでお楽しみに!
紙コップに一工夫
まず、紙コップをちょっと加工します。
その加工とは、「底をぬく」ことです。
紙コップ3つとも底をくりぬいてください。
カッターナイフやデザインナイフを使うとキレイにぬけますが、
くれぐれも手を切らないように気を付けてくださいね!
(私は何度かよそ見をした瞬間に手を切ったことがあります。すごく痛いです。)
皆さん、紙コップの底はぬけましたか?
切りぬいた紙コップの底は次のステップで使います。
では、次のステップに進んでみましょう!
四角い偏光板を丸く
偏光板はたいてい四角い形で売られています。
今回はそれを紙コップの底と同じ大きさの丸い形に切ります。
この丸い偏光板を2枚作りましょう。
まず、偏光板に先ほど抜いた紙コップの底をあてて、
切るところを油性ペンで下描きすると切りやすいですよ!
ハサミも手を切らないように慎重に使ってくださいね。
紙コップの底に偏光板
偏光板が紙コップの底と同じ大きさに切れたら、今度はその偏光板を紙コップの底にセロハンテープで取りつけます。
この底が偏光板になった紙コップを2つ作ってください。
このときセロハンテープを大きくベタっと偏光板の面にはりつけてしまうと、万華鏡のもように影響します。
偏光板の面にかかるセロハンテープは少しだけの方が良いかもしれません。
センスを発揮しよう!
ここからが、この万華鏡をいかにセンスのいいものにするかの決め手です。
底があいたままの紙コップが1つ残っていますよね。
その紙コップの底をおおうようにセロハンテープをはりつけていきます。
たて・よこ・ななめといろいろな方向にセロハンテープをはってください。
セロハンテープがたくさん重なっているところや、あまり重なっていないところが出てくるはずです。
ここでポイント!セロハンテープの重なりの枚数が場所によっていろいろ違うほど、味のある万華鏡ができます。
ここで皆さんの美的センスを存分に発揮してください!
紙コップを重ねよう!
底が偏光板の紙コップが2つ、セロハンテープの紙コップが1つできあがったと思います。
この3つの紙コップを、セロハンテープが偏光板の間にはさまるように重ねます。
順番が大切です。
セロハンテープの紙コップが真ん中ですよ~。
完成!!!
重ねた紙コップをのぞいてみてください!
明るい部屋のほうが見やすいですよ。
ステンドグラスのような感じで、黄色や青、紫などいろんな色が見えますね。
重ねた紙コップの一番外側もしくは内側の偏光板のついた紙コップだけを
クルクルとまわしてみてください。
色が変わったり、色のついている部分が変わったりしませんか?
テープのはり方によって、色んな表情の万華鏡ができますよ!
ぜひ作ってみてくださいね!